一つのことに依存してしまう依存症。
これが無いと生きていけない!
そんな依存症、実は自分自身が気付いてなくても、依存症の可能性があるんです。
もしかしてあなたも依存症なのでは?
本日は、もしかして依存症かも?依存症になりやすい人をご紹介します。
本日の参考本
本日のちょっと恐ろしい依存症のお話。
先日読んだ井川意高さんの「熔ける」という本から参考にさせていただきました。
製紙会社大手の大王製紙
その大王製紙の創業家一族井川家の三代目として、社長を勤めた著者の井川意高さん。
ギャンブルにハマり、会社のお金を50億円以上も使い込んでしまったことが2011年に大きな話題となったことを覚えてる人もいるのではないでしょうか。
参考:大王製紙前会長を逮捕 東京地検特捜部: 日本経済新聞
https://www.nikkei.com/article/DGXNASDG2201N_S1A121C1000000/
その後 2011年11月に特別背任の罪で逮捕され、裁判の末 懲役4年の実刑判決で刑務所に服役していた井川さん。
何故ギャンブルにハマったのか?そして何故 会社のお金を50億円以上も使い込んでしまったのか?
日本を代表する有名企業の一族の息子で、自身 東京大学出身と超エリートな井川さんの転落の人生が克明に書かれたこの本。
興味ある方は是非チェックしてみてください。
依存症とは
本題に入る前に、依存症とはどういったものなのか?
簡単に解説します。
「依存症」とは
依存症は、日々の生活や健康、大切な人間関係や仕事などに悪影響を及ぼしているにも関わらず、特定の物質や行動をやめたくてもやめられない(コントロールできない)状態となってしまうこと。参考:依存症|こころの病気を知る|メンタルヘルス|厚生労働省
https://www.mhlw.go.jp/kokoro/know/disease_dependence.html
それ自体が楽しくて、体に悪い・生活に支障が出る・人間関係が崩壊するといった悪影響が出るのが分かっていてもやめられない状態。
これがまさしく依存症ですね。
依存症で有名なのが、アルコール依存症。
お酒を飲まないと生活出来ないぐらいお酒に依存してしまっているアルコール依存症。
日本には、現在 約10万人ものアルコール依存症患者がいるそうです。
他にも、前のチャプターでご紹介した井川意高さんのようなギャンブル依存症や、タバコなどの依存症などもありますよね。
依存症になりやすい人の特徴
そんな依存症。
井川意高さんの著書「溶ける」の中で、こんな人は依存症の傾向が強いと書かれていました。
強迫気質の人
常に強いプレッシャーにさらされた状態で物事を突き詰めて考える人や、絶対に失敗してはならないという強迫観念にとらわれ いつも緊張にさらされているような人。
こういった人は強迫観念から開放されたいという気持ちになり、お酒やギャンブル、また薬物などの依存症になりやすいんだとか。
社員数千人を抱える大企業のトップとして常にプレッシャーを抱えていた著者の井川さん。
仕事が終われば強迫から開放されるために、意識を失うぐらいお酒を浴び、そしてギャンブルで身を滅ぼすほどのめり込んでしまったようです。
絶対にこれだけはやりろう
失敗は許されない
そんな強迫気質を持っている人は依存症に要注意!
実はわたしも依存症
強迫気質を持っている人は依存症になりやすい
実はコレ、わたし よーーーく分かるんです。
というのも、わたしは強迫気質の塊のような人間なんです。
「これをやるぞ!」と一度決めたら意地でもやり抜くわたし。
今まで、こんなことをやってきました。
- 1ヶ月に300km以上ジョギングする
- 毎日読書
- ブログ毎日更新
- 断酒(一切お酒は飲まない)
- シュガーフリー(甘い食べ物を断つ)
- 毎日プログラミング学習
- 毎日行政書士の勉強
そう、わたしは超強迫気質の塊なんです。
つまり依存症予備軍なんです。
アルコール依存症、ゲーム依存症だったわたし
そんな依存症予備軍のわたし。
過去にお酒を飲みだしたら止まらないアルコール依存症でした。
夕方になると、夜のお酒のことが気になり仕事が手に付かなくなる。
そして、お酒を飲みだすと止まらなくなり、酔いつぶれるまで飲む。
挙句の果てには家族にまで迷惑をかける…
このままでは人生終わってしまう
そう思い、2年前にお酒を完全に断ちました。
アルコール依存症以外にも、過去にはネットゲームにハマり 1日15時間近くひたすらゲームをする廃人になったこともあるわたし。
そんなわたしだから、今回の「強迫気質 = 依存症」は凄く分かるお話でした。
依存症にならない方法
知らず知らずのうちになってしまう依存症。
わたしの経験談ですが、そんな依存症にならない、また依存症になっても抜け出す方法があります。
それは、孤独にならないこと。
強迫気質のある人は孤独で、一人で考え込んでしまう人が多いように思えます。
実際にわたしもお酒に依存していた時や、ネットゲームにハマっていた時には孤独でした。
そんな状態の時に助けてくれたのが、家族であり恋人であり友人でした。
家族や恋人、友人に悩みや辛いと感じていることを話せば気持ちは楽になりますし、また一緒にショッピングや旅行など行けば、リフレッシュすることも出来ます。
是非、依存症で悩んでいる方は家族や恋人、友人・知人などに相談してみて下さいね。
さいごに
ということで、本日は もしかして依存症かも?依存症になりやすい人をご紹介しました。
本日のお話 いかがでしたでしょうか。
今回紹介した井川意高の著書。
続編「熔ける 再び そして会社も失った」が今年6月に発刊されているようです。
わたし、未だ読んでいないんだけど、あらすじを見るだけでも面白そうですね。
カジノで106億8000万円を失い、会長辞任、獄中へ。
そして懲役4年の刑期満了後に、再びカジノへ。リベンジの舞台は韓国ソウルの「WALKERHILL」
3000万円が9億円にまで増えるマジックモーメント(奇跡の時間)を迎える。
果たして、負けを取り戻す夢物語か、破滅への一里塚か。
ギャンブラー井川意高によるバカラ放蕩記。しかしその裏ではギャンブルよりも血がたぎる、現会長佐光一派による井川家排除のクーデターが実行されていた。
しかし、100億円以上失って刑務所まで行ったにも関わらず、刑期満了した後にまたギャンブルしてるなんて…
完全な依存症ですね(苦笑)