我が家で使用しているビデオカメラ。
中学1年生の長男が産まれて間もない頃に購入したので、もう既に10年以上使っている骨董品。
使用頻度こそ少ないものの、10年以上使っているし、画質はHD画質と4K時代の現代に遅れを取っている。
そろそろ新しい機種に買い替えようかな
そう思ってネットでビデオカメラを調べてたら、あらら
ビデオカメラってめっきりと少なくなってるじゃないですか
本日はビデオカメラの現状について書いてみたいと思います。
一家に1台は必ずあったビデオカメラ
小さなお子さんの居る家庭では、必ずあるビデオカメラ。
運動会やお遊具回、発表会にお誕生日
子どものイベントにはビデオカメラは必須ですよね。
そんなビデオカメラ、実は今 ビデオカメラメーカーが少なくなりつつあること、皆さんご存知ですか。
ビデオカメラメーカーとして一時は大人気だったキャノンが、コンシューマー向けのビデオカメラ市場から2019年末に撤退していたんです。
キャノンのビデオカメラ市場からの撤退のこと全然知らなくて、ちょっとビックリしました。
ビデオカメラの雄 SONYも2年近く新製品を出していない
もう一つ驚いたのはビデオカメラ市場の雄と言っても過言ではないSONYが3年近く新製品を出していないこと。
デジタルビデオカメラの最新情報を見ていると2018年1月から情報が更新されていない状況。
SONYってカメラの新製品を頻繁にリリースしていると思ってたんだけど、もしかしてビデオカメラには全く注力していないってことなんでしょうか？
ビデオカメラ市場を取り巻く環境
ビデオカメラメーカーの有名どころといえば、SONY、キャノン、パナソニック、JVC。
こういったメーカーを思い出す方も多いかと思いますが、キヤノンは先程紹介したとおり、ビデオカメラ市場から撤退。
またSONYも3年ほど新製品を出しておらず、JVCもSONY同様に新製品をいつリリースしたのか分からないぐらい新製品が出ていない状況。
唯一頑張っているのはパナソニックのみ。
主要メーカーから新製品が出て来ない状況を見ると、ビデオカメラの市場が急激に小さくなってるということがよくわかります。
ビデオカメラが売れなくなった要因
では、なぜデジタルビデオカメラの市場が小さくなっているのか？
要因を考えてみると、以下の3つ要因が見えてきました。
手軽に高画質の動画が撮れるスマートフォン
我が家には中学1年生と小学3年生の子供がいます。
中1の長男がまだ保育園に通ってた頃は、運動会とかはビデオカメラで我が子を撮影する親が沢山いました。
ところが、先日 長女の小学校の運動会に行った際、スマートフォンで撮影している親がメッチャ多いじゃないですか。
感覚的にはビデオカメラよりもスマートフォンで撮影する人が若干多い気がしました。
最近のスマートフォンや光学ズームや手ブレ補正機能もついていて、おまけに4K撮影も出来る高画質。
しかも 撮った動画をその場から、おじいちゃんやおばあちゃんにLINEで送ることはできる。
デジカメ市場がスマートフォンに駆逐されてほぼ壊滅状態になったのと同様に、デジタルビデオカメラの市場も同じことになるつつあるようです。
超高画質の動画が撮れる一眼レフカメラ
最近では一眼レフカメラの動画機能がかなり充実してきており、動画撮影に一眼レフカメラを購入する人も多いんだとか。
YouTubeで「一眼レフ 動画撮影 おすすめ」で検索すると出るわ出るわ。
参考：一眼レフ 動画撮影 おすすめ – YouTube
https://www.youtube.com/results?search_query=%E4%B8%80%E7%9C%BC%E3%83%AC%E3%83%95+%E5%8B%95%E7%94%BB%E6%92%AE%E5%BD%B1+%E3%81%8A%E3%81%99%E3%81%99%E3%82%81
しかもどの動画もクオリティが高い！
一眼独特のあのボケが良い感じですよね。
こんなクオリティの動画はビデオカメラじゃ撮れませんからね。
しかも最近のデジカメでは録画の制限時間30分が解除されているんだとか。
参考：デジカメの録画時間30分制限、解除おめでとう | ギズモード・ジャパン
https://www.gizmodo.jp/2019/02/digital-cameras-can-record-more-than-30-minutes.html
デジカメ録画の30分時間制限と日本とEU経済連携協定が深く関係していたとは知らなかった〜
アクションカメラの台頭
そしてビデオカメラが売れなくなった要因の最後に挙げるのがアクションカメラの台頭
GoProを代表するアクションカメラ。
小型なボディーながらアウトドアやスポーツシーンでの撮影に特化しながらも、高画質の動画が撮れるアクションカメラ。
少し前には“GoPro女子”という言葉が流行ったほど一般的になってます。
コンパクト、お手軽、リーズナブル
日々進化するアクションカメラにもうビデオカメラはお手上げ状態なんでしょうかね？
ビデオカメラは今後どうなる？
気になるビデオカメラ市場ですが･･･
わたしはアナリストでもないので、全然分かりません（笑）
ただ、前のチャプターで書いたとおり、スマートフォンや一眼カメラ、そしてアクションカメラに市場を奪われつつある今、一部の尖った商品以外はデジカメのように市場自体無くなってしまうんじゃないでしょうかね…
10年後には運動会の撮影はみんなスマホが一眼カメラって状況になってるかもしれませんね。
さいごに
という感じで、今回 ビデオカメラの現状を紹介してみました。
いかがでしたでしょうか。
今年は新型コロナによって運動会自体が無くなったという地域も多かったんじゃないでしょうか？
ただでさえ、瀕死のビデオカメラ市場
コロナがさらなる追い打ちをかけそうな気がします。
スマートフォンでお手軽撮影か？
一眼レフで高画質撮影？
今回 ビデオカメラの現状を知り、我が家ではビデオカメラ買い替えに悩む日々が続きそうです。
