世界で一番危険な山が実は日本にあった

雑談

突然ですが、みなさんに質問です。

 

世界で一番危険な山はどこか知ってますか?

 

実は、世界一危険な山は日本にあるんです。

 

本日は、世界で一番危険な山は日本の”あの山”だったというお話をします。

 

「世界一危険な山」で言われて思い出す山は?

みなさん、「世界で一番危険な山」と聞いて、どんな山を思い浮かべますか?

 

世界一高い山のエベレスト!

いや、実は世界で2番目に高い山のK2なのでは?

いやいや、アラスカの最高峰のデナリじゃないの?

南極の最高峰 ヴィンソン・マシフの方がもっと危険でしょ!

 

「世界で一番危険な山」と聞くと、世界の名だたる山を想像する方が多いかと思います。

 

実は世界で一番危険な山はわたし達の身近にある、”日本のあの山”なんです。

 

世界一危険な山は日本にある意外な山だった

世界で一番危険な山は日本にある

そう聞くと、更にこう思う方もいるのでは?

 

もしかして富士山?

いや、北アルプスの山でしょ?

いいえ、全て不正解。

 

実は、世界で一番危険な山は、群馬県と新潟県の県境にある谷川岳。

この谷川岳が、世界で一番危険な山なんです。

 

世界一危険な山はどんなところ?

では、谷川岳とはどんな山なのか?

もう少し詳しく見てみましょうか。

 

谷川岳は、群馬県と新潟県の県境にある標高1977mの山。

日本百名山の一つにも数えられる風光明媚な山。

 

Goole Mapで調べてみると、谷川岳はこんな場所だそうです。

壮大な景色が広がる谷川岳。

とても素晴らしい景色が広がってますね!

 

そんな谷川岳なんですが、過去に800名以上がお亡くなりになっているんです。

えっ!800人以上の人がこんな場所で亡くなってるの?

 

しかもこの800名という死者数、なんとエベレストよりも多いんだとか。
(ちなみに、エベレストでは累計死者数は約300名ほど)

日本の2000mにも満たない山がエベレストよりも死者数が多いって驚きですよね?

 

しかし何故 谷川岳がここまで多くの死者を出す「世界で一番危険な山」なんでしょうか?

 

その理由については、次のチャプターでご紹介します。

 

世界一危険な山の所以

標高2000mにも満たない谷川岳が何故、世界一危険な山なのか?

それには3つ理由があるようです。

 

理由1:数多くある危険箇所

谷川岳が世界一危険な山の理由、1つ目数多くある危険箇所

 

谷川岳は山の西側は比較的なだらかな地形となっており、初心者でも登れるらしいのですが、山の東側は断崖絶壁に広がっており、上級者でも危険な場所なんだそうです。

 

そんな2つの顔を持つ谷川岳。

何も知らない初心者が、断崖絶壁が広がる山の東側から山頂を目指し、滑落する。

そんな事故が相次いでいるうなんですね。

 

理由2:急変する天候

谷川岳が世界一危険な山の理由、2つ目急変する天気

 

新潟県と群馬県の県境にある谷川岳。

実はこの地域、天候が急変することでも有名な地域なんだそうです。

 

ついさっきまで快晴だったのに、30分後には視界10mもない一面霧の世界に包まれるとかいったことが日常茶飯事で起きるんだとか。

 

こんな状況に遭遇すると、登山初心者の方は焦っちゃいますよね。

えっ!どうすればいいの?

焦って冷静な判断が出来なくなり、遭難してしまうようです。

 

理由3:油断

谷川岳が世界一危険な山の理由、3つ目標高の低さゆえの油断

そして最後3つ目の理由が、標高の低さゆえの油断や過信。

 

ご紹介した通り、谷川岳は標高1977mと、富士山や北アルプスなどと比べるとかなり低い山です。

 

標高2000mにも満たない山と聞くとこんな油断が生じてしまいます。

2000mもない山なんだから楽勝でしょ!

 

理由1でもご紹介した通り、谷川岳は登るルートによっては登山上級者でも危険を伴う場所もあります。

これぐらい大丈夫でしょ

そんな油断によって命を落とす事故が毎年起きているそうです。

 

どんなに低い山でも決して油断・過信はせず、しっかりと準備をし、そして適切な判断が出来る人と一緒に登ること。

それが楽しく安全に登山を楽しむことが出来る方法なのかもしれませんね。

 

さいごに

ということで、今回は 世界で一番危険な山は日本の”あの山”だったというお話をしました。

今回のお話 いかがでしたでしょうか。

 

今回のお話は先日読んだ 宮田 八郎さん著の「穂高小屋番レスキュー日記」という本から参考にさせて頂きました。

 

この本の中で、行方不明となる登山者の90%以上は単独で行動されている方と書かれていました。

また、著者の宮川さんは登山に出かける際には、「行動を誰かに伝えておく」ということを必ずして欲しいとも訴えられていました。

 

苦しい思い、辛い思いをして到達した山頂。
そこから望む景色は何物にも代えがたいものがあるとは思います。

ただ、遭難してしまっては元もありません。

 

単独で山に登られる際には、事前に誰かに行動を伝えておく、もしくは登山届を出すことにより、仮に遭難しても助かる可能性も高まります。

 

登山をされる方やこれから登山にチャレンジしようと考えている方、是非 登山に行かれる際には行動を誰かに伝えて下さいね。

 

 

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