10年前に発刊された本が今活きる

雑談

先日、地元の図書館で借りた10年前の本が今の時代にドンピシャハマる内容だったのでご紹介します。

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今回紹介する本はこちら

今回、紹介するのは岡田 充弘著の「残業ゼロ! 時間と場所に縛られない クラウド仕事術」

この本、今から10年前の2010年4月に発売された本。

時代の流れが速い21世紀に何故、10年前の本を借りたのか?

Yajirushi fast

特にIT系ってメチャクチャ技術の進化が早いから、今から10年前のクラウド本って超ショボい内容なんじゃないの?

そんな冷やかし半分で読んでみようと思い借りてみたんです。

Character akuma

ところが読んでみてビックリ!

10年経った2020年の今でもすごく役に立つ内容がたっぷりじゃないですか。

しかも新型コロナウイルスの感染拡大で広がったテレワークの時代の今にピッタリな内容。

Zaitaku telework man

10年後の2020年にここまでテレワークが一般化するなんて思って書かれた訳じゃないんだと思うんだけど、10年後の今を予見しているように思えるこの本には驚きました。

10年前って何してた?

今から10年前の2010年。

俺、何してたんだろ?

そんなことをふと思い、今回調べてみました。

すると2010年の私はこんな感じでした。

2010年6月 初代iPadを購入

初代のiPadが発売されたのが10年前の2010年5月でしたね。

Kaden tablet  1

1ヶ月遅れで初代iPadを購入したわたし。
それ以来、ガジェット熱に火が着いたのでした。

この頃はカフェでiPad使ってドヤったり、会社の知人・同僚に見せびらかしたりしてました。

2010年7月 初めてスマートフォンを購入

iPad購入の翌月には自身初めてのスマートフォンも購入しました。

Smartphone new

スマートフォンを使い始めてから知った“クラウド”というもの。

10年前にXperiaを購入し、EvernoteやDropboxといったクラウドサービスを利用し、「これ便利!」と思ったのを今でも記憶してます。

そう考えるとこのクラウド仕事術の本、当時はかなり最先端の情報が書かれてたんですね。



発刊10年後の今読んで気になった3つのポイント

このクラウド仕事術という本を読んでまず思ったこと。

それは、新型コロナで仕事の仕方、働き方が大きく変わった今の状況に参考になるということ。

Kaisya man

ネタバレになっちゃうので、詳細については書かないんだけど、特に気になったポイントを3つ紹介します。

メッセンジャーを使って細やかな作業確認

SlackやMicrosoft Teams、LINE Works

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ビジネスの現場で使うコミュニケーションチャットツールが今 注目を浴びてますが、この本の中で紹介されているんですよ。

といっても、当時はこの手のビジネスチャットツールが無かったので、この本で紹介されているのはWindows Live Messenger

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Windows Live Messenger自体は既にSkypeに機能統合され、サービス自体は終了しているんだけど、10年前にチャットをビジネスシーンで利用することを推奨していたこの本。

テキストチャットでコミュニケーションを取ることによって過度なへりくだたりを気にすることなく、素早くコミュニケーションを取ることが出来るので重要なツールになると書かれてます。

うーん、先見の眼があるな。

外出時のメールは携帯電話をさばく

スマートフォンが未だ普及してなかったか10年前の2010年に既に携帯電話でメールをさばくことを提唱していたこの本。

Computer email

出先から携帯電話でメールチェックすれば、後からさばかないといけない仕事が把握出来るのでラク。

実はコレを実践しているのがホリエモンこと堀江貴文さん

彼が過去に出版した著書で「仕事はパソコンではなく全てスマホで完結する」というぐらいスキマ時間をうまく使っているんだとか。

既に10年前から提唱されている携帯電話(スマートフォン)でメールをさばく仕事術。

いまだに「メールはパソコンで見る」という人は、化石のような人なのかもしれませんね( *´艸`)

Kaseki kyoryu2

テレビ会議で時空を超越する

新型コロナによって一気に需要が深まったオンラインでの会議

Business online syoudan uchiawase

“Zoom飲み会”なんて言葉がトレンドワードになるぐらいオンライン会議が一般化しましたね。

はい、10年前に書かれたこの本でもしっかりと書かれてますよ。

テレビ会議システムのメリットは出張コストの削減や”移動時間”や”関節時間”の節約が出来る。
「画面共有機能」を使えば、同じ資料を見ながら討議出来るので物理的に同じ場所で行う会議とのメリットの差がどんどん縮まってくる。

ビジネス向けのテレビ会議システムって随分昔からあるので、10年前でも珍しい物じゃないんだろうけど、仕事術の中で使ってくるって当時としてはかなり斬新なアイディアだったのではないでしょうか?

実際、わたしも春からほぼ毎日 オンラインで会議しているけどホント時間の節約になってるなと実感してます。

さいごに

という感じで2010年に発売されたクラウド術仕事術の本を読んで、2020年の今でも通用するなと思ったことを書いてみました。

いかがでしたでしょうか。

実はこの本の中で書かれていることをもっともっと紹介したいぐらい2020年の今に役立つこの本。

新型コロナウイルスの第2波が到来し、また非常事態宣言か!?という状況になっている今。

Virus lockdown city  1

自分の働き方を少し見直すという観点でも、このクラウド仕事という本は非常に参考になるかと思うので、是非 手にとって読んでみて下さい。

88手でまとめられていて、とても読みやすい本なのでオススメです。

ちなみにこの本、10年前に発売ということで電子書籍版はないようですが、実はAmazonで見ると中古で1円で売ってたりします…

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今から新品の本を買うのも勿体無い

そう思う方はAmazonで古本を買ってはいかがでしょうか。

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