ボルヴィックが国内販売終了をした3つの理由

雑談

スーパーやコンビニなどでよく見かけるミネラルウォーター

ミネラルウォーターといえばボルヴィック!

そんな方もいるのではないでしょうか?

実はボルヴィック、現在 日本で販売されていないんです。

本日は、なぜ販売終了になった?ボルビックの販売終了の理由について紹介します。

 

 

ボルヴィックとは

ボルヴィックとは世界を代表するフランスのミネラルウォーター。

このペットボトルでお馴染みの方も多いのではないでしょうか。

フランスのミネラルウォーターといえば有名な所で行くとエビアンがありますよね。

そんなエビアンと肩を並べるぐらい有名なミネラルウォーターがボルヴィック。

このボルヴィック、フランスのちょうど真ん中にあるオーヴェルニュの国立公園に水源があるんだとか。

地下水がとても豊富なこのボルヴィックという地域。

昔からミネラルウォーターの産地としても有名だそうです。

 

わたしもよく愛飲しました

最近でこそミネラルウォーターは飲まなくなったわたしですが、以前は頻繁にミネラルウォーターを購入していたわたし。

よくコンビニでボルヴィックを購入していました。

飲んだ帰りに立ち寄るコンビニで必ずと言っていいほど500mlのボルビックのペットボトルを購入していたわたし。
なぜか分かりませんが、酔い覚ましにボルヴィックのミネラルウォーターがすごく体に合っていたんですよね。

お風呂上がりにボルヴィックを一気飲み。

ボルヴィックはお酒を飲んで自宅に帰った際の、わたしの日課でした。

 

2020年末に販売終了したボルヴィック

そんな誰もが知ってるボルヴィックなんですが、実は既に日本で販売が終了しているのご存知でしたでしょうか?

日本国内での販売の終了は2020年12月末。

参考:ボルヴィック 500ml ペットボトル|商品・品質情報|ソフトドリンク|商品情報|キリン
https://products.kirin.co.jp/softdrink/softdrink/detail.html?id=2206

半年以上も前に販売が終了してたなんて全然知りませんでした。

 

しかし、日本国内で認知度が高いボルヴィックが何故、日本国内で販売をしたのか?

なんでだろ?

ボルヴィックが日本国内での販売を終了した理由を次のチャプターで解説します。

 

ボルヴィックが販売終了した理由

ボルヴィックが日本国内での販売を終了した理由は3つあると言われています。

その3つについて詳しく解説してみますね。

 

消費者のニーズの変化

まず最初1つ目の理由、それはわたし達消費者のニーズの変化

一口にミネラルウォーターといっても軟水や硬水、そして飲みやすさなど、様々な要素があります。

1986年に日本国内で販売開始されたボルヴィック。

日本での販売当初は「水を買う」という物珍しさもあり、日本人に受け入れられてきたボルヴィック。

しかし、わたし達の生活環境の変化や、嗜好の変化により、出荷本数が年々と下がってきたんだとか。

無味無臭なミネラルウォーターですが、日本人の舌が肥えてきたってことなんでしょうかね。

 

国内ミネラルウォーターの台頭

次に2つ目の理由、それは国内のミネラルウォーターの台頭。

20年ほど前であれば、「ボルヴィック」「エビアン」「クリスタルカイザー」といった海外勢が強かったミネラルウォーター市場。

そんな市場に日本国内の天然水が台頭してきたのです。

まずは天然水とトップ売上を誇る「サントリーの天然水」

参考:サントリー天然水
https://www.suntory.co.jp/water/tennensui/

サントリー天然水を愛飲されている方も多いのではないでしょうか?

そして、サントリー天然水と同じぐらい人気ある天然水といえば「いろはす」

こちらもみなさん おなじみですよね。

 

それ以外にもアルプスの天然水や、富士山の天然水、海洋深層水など多種多様にありますよね。

わたしの住んでる岡山県だと、お隣の鳥取県にある「奥大山の天然水」というものもあります。

これだけ日本全国各地の天然水が発売されると、いくら知名度があっても海外勢はとても不利になっちゃいますよね。

今後の日本国内の需要なども考えると、これ以上 販売を伸ばすのは厳しいと判断したんでしょうかね?

 

水源地域の枯渇問題

そして 最後3つ目の理由は、ボルヴィックの水源地域の枯渇問題。

ボルヴィックの水源地である、オーヴェルニュの国立公園地域は、現在 深刻な水源の枯渇危機に陥ってるんだとか。

参考:ボルヴィック水源、くみ過ぎで枯渇の危機か 仏 写真8枚 国際ニュース:AFPBB News
https://www.afpbb.com/articles/-/3348053

この水源の枯渇危機問題、実はボルヴィックの向上の水の汲み上げすぎが水源枯渇の原因になっているようなんです。

この問題、地元新聞でも取り上げられているみたいですね。

参考:Dans la région de Volvic, les sécheresses causent des tensions quant au partage de l’eau
ボルビック地域では、干ばつにより水の分配をめぐる緊張が生じている。
https://www.lemonde.fr/planete/article/2020/08/31/dans-la-region-de-volvic-le-difficile-partage-de-la-ressource-en-eau_6050408_3244.html

ミネラルウォーター = ボルヴィック

もしてして、近い将来 ボルヴィックというミネラルウォーター自体が世界から消えてしまう時代がやってくるのでしょうか?

 

さいごに

ということで、今回は販売を終了したボルヴィックの販売終了の理由についてご紹介しました。

今回のお話 いかがでしたでしょうか。

 

ミネラルウォーター = ボルヴィック、エビアン、クリスタルガイザー

わたしたち40代のオッサンが持つミネラルウォーターのこんなイメージ。
今回のボルヴィックの日本国内販売終了の話はとても残念でなりません。

また水資源が戻り、そしてボルヴィックが日本国内に再上陸することを願いたいばかりです。

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