「感染症の世界史」という本が面白すぎた

雑談

感染者の数が世界的に急増しつつある新型コロナウイルス

Virus corona  1

参考:新型コロナ:新型コロナ感染者、世界で2000万人超に (写真=AP) :日本経済新聞
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO62497420R10C20A8I00000/

わたしの住む岡山県でもほぼ毎日感染者が出ていて、すぐそこまで新型コロナが近づいてきているなと危機感を感じるようになってきました。

そんな感染症である新型コロナウイルス(COVID-19)

  • そもそも感染症ってどういうものなの?
  • 感染症って新型コロナ以外にどんなものがあるの?
  • 過去の感染症と比較して新型コロナ(COVID-19)って恐れないといけないものなの?

と色々と気になることが多かったので、今回こんな本を読んでみました。

今回紹介するのは、 石 弘之著の「感染症の世界史」。

非常に面白かったので、この本から得た知識を元に感染症について少し書いてみたいと思います。

この本を読むキッカケ

最初に、わたしがこの本を読もうと思ったキッカケですが、Kindle Unlimitedの対象本だったからです。

月額980円で対象のKindle電子書籍が読み放題になるKindle Unlimited

わたし、このKindle Unlimitedに2年ほど前から加入してまして、本はもっぱらKindle Unlimitedの対象本を読みまくってます。

参考:【Kindle Unlimited】来月で加入1年になりますが読んだ本の冊数は… : SuperBEATCLUB
http://ad.liblo.jp/archives/51975352.html

今回、偶然 発見したのもあるんだけど、感染症に関連する本は以前から読みたいと思ってたので速攻ダウンロードしちゃいました。

今なら30日間は無料でお試し出来るようなので、興味ある方は是非一度試してみて下さいね。

以上、Kindle Unlimitedの宣伝でした( *´艸`)

WHOはやっぱりダメ組織!?

新型コロナウイルスの感染拡大を予言していたんじゃないかと思うぐらい「おぉ!!」と思わせる内容の多いこの本。

Book yoko

例えば、アメリカがWHOからの正式脱退を表明したこの話題。

参考:アメリカ 1年後のWHO脱退を正式通知 | NHKニュース
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200708/k10012503721000.html

中国で新型コロナウイルスの感染が広がっていたことを、早い段階でWHOが知っていたのにも関わらず、世界に共有しなかったとしてアメリカがブチ切れてるこの問題。

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実はWHOは以前にも同じような後手対応をエボラ出血熱が流行った時にもやらかしてたんだとか。
(内部文章が明るみになって炎上したんだとか)

WHOの「官僚主義」「職員の怠慢」「情報の不足」というのは今にはじまったことじゃないんだそうです。

Senkyo wairo

まぁこういう背景を知るとアメリカがブチ切れするのも分からないでもないですね。

実は日本って感染症対策の後進国?

日本では最近めっきりと聞かなくなったHIV/エイズ

Sick virus hiv

しかし、発展途上国では依然として猛威を奮っており、肺炎についでエイズが死亡原因の2番目

そしてアフリカではエイズが最大の死亡原因なんだとか。

そんなHIVウイルス、実は日本って先進国で唯一 HIVの感染拡大に歯止めがかかっていない国なんだとか。

参考:日本は先進国で唯一、HIVの感染拡大に歯止めがかかっていない。
https://www.min-iren.gr.jp/?p=37006

感染者の数も少ないから「たまたまかな?」とも思ったんだけど、HIVウイルス以外の感染症でも先進国で唯一感染拡大に歯止めがかかっていないものがあるんだとか。

例えば、麻疹(はしか)

Atopy

2013年には日本はWHOから「風疹流行ワースト3」の1国に名指しされてるとは…

参考:「2013年,風疹が最も流行した国ワースト3」に日本 | ニュース|Medical Tribune
https://medical-tribune.co.jp/mtpronews/1402/1402053.html

新型コロナの感染拡大が続いているアメリカやブラジルをdisってる人がいるけど、過去・現在の感染症対策を知ると他国のことをとやかく言える立場じゃないようです。

Pose kage warau man

今後も中国は感染症の発生源になりうる

最後、この本のまとめでは今後も感染症の世界的な流行は現実味を覚えているとし、「感染症の巣窟は中国とアフリカになるだろう」と予言。

Book yogensyo

今回の新型コロナウイルスはまさにその通りになってるじゃないですか!!

特に著者が指摘しているのが中国

China

人類史上最も流行したペストや、何度も世界を巻き込む新型のインフルエンザの震源地になっている中国。

経済が発展しても公衆衛生上の大きな問題を抱えているため、今後も注意が必要なんだとか。

さいごに

という感じで石 弘之さんの「感染症の世界史」という本を紹介してみました。

いかがでしたでしょうか。

Book bunko

新型コロナウイルスの感染拡大が始まる前の2018年1月に発刊されたこの本。

まさに今の新型コロナの状況を予言するかのような内容になってて、300ページを超える本なんだけど夢中になって一気に読んでしまいました。

今回紹介した内容はほんの一部ですので、興味ある方は是非購入、もしくはkindle Unlimitedに加入して読んでみて下さい。

またこの石 弘之さん、何故か杉田かおるさんのYouTube番組にも出演されてます。


新型コロナウイルスについてや、今回紹介した「感染症の世界史」の内容についても触れられているので、是非コチラもチェックしてみて下さいね。

しかし、杉田かおるって超久しぶりに観たなぁ( *´艸`)



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