写真・動画オンラインストレージサービスのGoogle Photo
先日、GoogleからGoogle Photoのポリシーを変更がされ、現在無償提供している、写真と動画の高画質（要圧縮）でのバックアップを、2021年5月末で終了すると発表がありました。
Googleさんにどっぷりお世話になっているわたし。
当然ながらGoogle Photoもガッツリと使ってました。
正直なところ今回のGoogle Photoのポリシー変更は超痛い！！
今回は終了してしまうGoogle Photoの容量無制限の写真・動画のバックアップについて考えてみます。
Google Photoとは
Google Photoってどんなサービスなの？
Google Photoを利用していない方向けに簡単にご紹介します。
Google Photoとは写真や動画を容量無制限で管理出来るGoogleが提供するオンラインストレージのサービス。
超簡単に言うと、撮った写真や動画を全てGoogleのクラウド上で管理出来るサービスなんです。
撮った写真や動画のデータは枚数関係なく無制限でアップロードできるのもGoogle Photo。
容量無制限も凄いんですが、GoogleのAI技術を使って写真をパノラマ合成したり、顔写真から同一人物の過去の写真の一覧を表示したりと単なるアルバムサービスではないGoogleならではの機能を持ったサービス。
参考：フォト – Google フォト
https://photos.google.com/
Google Photoの無制限保存が終了
そんな超便利なGoogle Photoが、無制限保存サービスを2021年5月末で終了するとの発表がありました。
Google Photoの無制限保存が終了する理由
何故、Googleが今まで続けてきたGoogle Photoの写真や動画の無制限保存を終了するのか？
それは毎日アップロードされる膨大な写真の量にあるようです。
現在、Google Photoの利用者は全世界で約10億人！
そして毎週、280億枚もの写真がアップロードされてるんだとか！！
いくら超儲かっているGoogleさんといえど、何兆？いや、何京？もの写真を保管するサーバをユーザーからお金も取らず管理するのには無理がありますわね。
Google Photoの無制限保存が終了後はどうなる？
2021年5月末で無制限保存が終わるGoogle Photo。
6月1日以降はこうなるそうです。
2021年6月1日 以降に高画質でバックアップした新しい写真と動画は、Google アカウントの無料の保存容量を使用するようになります。
参考：ストレージ ポリシー – Google フォト
https://photos.google.com/storagepolicy
つまり、
- 2021年6月1日以前にバックアップしている写真はそのまま残る
- 2021年6月1日以降の写真はGoogleアカウントの無料の保存容量を使用することになる
だそうです。
今、Google Photoで管理している写真は6月1日以降に消えることはないけど、今後はGoogleアカウントの容量までしか保存出来なくなるんですね。
過去の写真が消えることはないんだけど、6月1日以降は写真をどこにバックアップすれば良いのか？？？
いやぁ、これは困りますね…
過去にGoogleが終了したサービス
来年6月以降、実質 使えなくなっちゃうGoogle Photo
実は、Googleさん過去にも提供しているサービスを突然終了する常習犯なんですよね。
過去にはこんなサービスが終了になりました。
参考：【Hangout】一般向けはとりあえずサービス継続のようですが･･･ : SuperBEATCLUB
http://ad.liblo.jp/archives/51965089.html
参考：【Google+】またもや愛用しているサービスが終了とは･･･ : SuperBEATCLUB
http://ad.liblo.jp/archives/51959523.html
参考：【Inbox by Gmail】サービス終了って超ショック！！ : SuperBEATCLUB
http://ad.liblo.jp/archives/51958031.html
今回のGoogle Photoはサービスを完全に終了するわけではないんだけど、不要と思うとバッサリと止めてしまうGoogleさん。
Googleのサービスに完全に依存してしまうのは怖いですね…
Google Photoの移行先は
6月1日以降 写真をどこにバックアップすればいい？
まだ時間はあるものの、6月1日以降 写真のバックアップ先を悩まれている方も多いのではないでしょうか？
Google Photoの移行先として最初に思い浮かぶのはAmazon Photosではないでしょうか。
Amazon Prime会員になることが前提にはなりますが、写真を無制限に管理出来るオンラインストレージサービスのAmazon Photos。
参考：Amazon Photos
https://www.amazon.co.jp/photos/
わたしもGoogle Photoと併用してAmazon Photosも利用しており、現在これだけの写真をAmazon Photosで管理しています。
Amazon Photosも完璧な移行先ではない
Google Photo同様に無制限に写真をオンラインで管理出来るAmazon Photos。
ただし、Google Photoと比較するとAmazon Photosは決して完璧な移行先ではないんですよね。
まずAmazon Photosで無制限に管理出来るのは写真のみで、動画に関しては無制限の対象外なんです。
Google Photoは写真も動画も無制限で管理出来たわけですから、動画をどこにバックアップとるかは問題になるところですね。
またAmazon Photosは現在、Prime会員限定で無制限保存できてますが、これがいつサービスが終了してしまうのか？不安が残るところ。
年間4,900円でPrimeビデオやMusic、Prime Reading、そして写真無制限保存のPhotosが利用出来るAmazon Prime会員。
絶対にどこかでPrime会員の年額費用アップか写真無制限保存の終了が来ちゃうと思いますよね。
そんなこと考えていると、Amazon Photosに完全依存してしまうのはちょっと怖いなと思っちゃいます。
オススメのバックアップ先は
Amazon Photosもダメならどこに写真や動画をバックアップすればいいの？
個人的にオススメの写真・動画のバックアップ方法
それは自宅にNASを設置し、写真や動画データを自宅で管理するのをオススメします。
Google PhotoやAmazon Photosのようなクラウド保存は便利なんですが、今回のGoogle Photoのように、運営会社の考え方の変更によって利用者する側は大きく困る事態が発生します。
であれば最初から自分の写真や動画データは自宅で管理するのが良いのではないでしょうか？
個人的には値段は少々しますが、2個のハードディスクに同じデータを2重で書き込みする、ミラーリング機能を持ったネットワーク側のハードディスク（NAS）をオススメします。
さいごに
という感じで、今回は終了してしまうGoogle Photoの容量無制限の写真・動画のバックアップについて、わたしが今考えていることをご紹介してみました。
いかがでしたでしょうか？
実は、わたしも2・3ヶ月ほど前から過去写真や動画の保存先としてNASを購入しようと考えてたところでして、今回のGoogle Photoの無制限保存終了は渡りに船
迷ってたNAS購入の背中を大きく押してもらった感じです。
スマートフォンの普及に伴い撮る機会が増える写真・動画。
Google Photoの移行先として是非、NASの導入を検討してみてはいかがでしょうか。
