みなさん、DHCという会社ご存知でしょうか。
健康食品の会社でしょ?
その通り、健康食品の通信販売の会社として有名なDHC
実はこのDHCという会社、創業時は全く別の業態の会社だったんです。
本日は、創業時は全く違う業態だったDHCについてお話をしてみたいと思います。
DHCはもともと翻訳の会社だった
健康食品やサプリメントの通販会社としてもおなじみのDHC
このブログを読んでいる方の中でも、DHCを利用している方もいるのではないでしょうか。
そんなDHC、元々は翻訳会社だったことをご存知でしょうか。
実は、DHCという会社名、“大学翻訳センター”の頭文字を取っているそうなんです。
大学:Daigaku
翻訳:Honyaku
センター:Center
健康食品の通信販売の会社なので、てっきりDirect Hearth Companyという略称かと思ってたんですが、全然違ってましたね(苦笑)
DHCの歴史
DHCは1972年(昭和47年)に現在のCEOが創業。
総合当時は大学から翻訳の委託業務を行っていたようです。
そして、1980年(昭和55年)から化粧品事業に参入し、3年後の1983年(昭和58年)に通信販売事業を開始。
何でも物が高値で売れるバブル経済の時代に通販事業がヒットしたんでしょうかね?
その後、順調に売上を伸ばし、1995年(平成7年)から健康食品の販売を開始。
そして現在では、会員数が1500万人を超える巨大通販会社にまで成長。
大学の翻訳業務から日本を代表する通販会社にまで成り上がるって凄いですね!
今でもやっている翻訳業務
そんな日本を代表する健康食品の通販会社DHC
こんなこと思う方、いませんか?
創業当時の翻訳業務はどうなったの?
創業の業務だった翻訳は現在もしっかりとやっているようですよ。
参考:翻訳サービス|DHC翻訳・通訳事業
https://top.dhc.co.jp/edu/translation/honyaku.html
主力事業である健康食品や化粧品事業と比べると、ひっそりとおこなっている感はありますが、それでも1万社を超えるクライアント数を持っているんだとか。
翻訳や通訳の業界ではDHCって有名なのかもしれませんね。
何かとお騒がせなDHC
健康食品に化粧品、そして通訳や翻訳と多岐にわたる事業を展開しているDHCですが、少し前に世間を賑わすちょっとしたハプニングがありました。
それは、創業者の方が起こしたこの差別的な発言問題。
参考:DHC会長が在日コリアンに対しヘイト発言か 公式サイトの文章がSNSで炎上:東京新聞 TOKYO Web
https://www.tokyo-np.co.jp/article/74705
どうやら少し右的、いやかなり右的な思想を持たれてる創業者さん。
どんな思想信条を持たれるのは個人の勝手なので、他人に責められることはないかと思います。
ただ、これだけ有名な健康食品の会社が自社のサイトで声明として発表するのは、さすがにマズいのではないしょうか?
DHCが販売してる商品自体が悪いわけではないと思うんだけど、なんか購買意欲を削がれる感じがするのはわたしだけでしょうか??
さいごに
ということで、創業時は全く違う業態だったDHCについてお話をしてみました。
今回のお話 いかがでしたでしょうか。
創業時の業態と、今の業態が違っている有名企業は多々ありますが、今回紹介したDHCのように、ここまで大きく違う業態変換で大成功を収めている会社というのは珍しいのではないでしょうか。
DHCは元々 翻訳会社だったんだな
個人的にはDHCのサプリメントはお世話にはなっていませんが、ドラッグストアやコンビニなどでDHCのサプリメント見かけた時には、こんなこと思い出してみたいと思います。