わたしの住む岡山県南部では、先週あたりから田植えをする光景を見るようになりました。
この田植え、地域によっても時期が全然違うみたいなんですね。

田植えのシーズンは全国で違うみたいだよ
本日は、地域によって全く違う田植えシーズンについてお話しします。
ようやくはじまった田植え
わたしの住む倉敷では、先週あたりから田植えをする光景を見かけるようになりました。

いよいよ梅雨がやってくるんだね
倉敷の周辺では、毎年 梅雨が訪れる6月上旬から中旬に田植えをしている風景を見かけるんです。
なので、田植えをしている光景を見かけると、もうすぐ梅雨がやってくると感じるんですよね。
地元では既にすでに稲が青々と
先日、実家の高知に帰省していた際に、驚くことがありました。
それは高知では、稲が青々と育っていること。
水面が見える倉敷の水田とは違い、高知の田んぼでは稲が青々と成長しているじゃないですか。
近くで見るとかなり成長しているし。
調べてみると高知県でも太平洋側の南部では、4月中旬ぐらいに田植えをはじめるんだとか。
参考:海と隣り合わせの水田 潮風浴びて田植え 高知・黒潮:朝日新聞デジタル
https://www.asahi.com/articles/ASQ4P6X8WQ4PPTLC001.html
倉敷と高知って直線距離で100km程度しか離れていないんだけど、なんでここまで田植えのシーズンが違うんでしょうか。

なんでだ?
田植えの時期が違う理由
直線距離で100kmほどしか離れていないのに、2ヶ月も田植えシーズンが違う岡山県と高知県。
何故ここまで田植えシーズンが違うのでしょうか?
それは気温が深く関係しているそうなんです。
稲の苗は寒さに弱く、気温10℃以下になると枯れてしまいます。
なので、田植えをするのには最低気温10℃以上が必要だそうで、一般的には14℃以上が目安なんだとか。
倉敷と高知の平均気温と最低気温を見るとこんな感じ。
倉敷の最低は5月から6月にかけて14℃以上になるのに対して、高知の最低気温は4月から5月に14℃になる様子。
まさしく、最低気温14℃以上が田植えの時期ということなんでしょうね。
日中の平均気温は倉敷も高知もさほど変わりはないけど、最低気温は大きく違っているのがよく分かりますね。
日本で一番早い田植えは
既に稲が青々としている高知ですが、早い地域では既に田植えが終わっている地域もあるんだとか。
それは、沖縄
特に沖縄県でも石垣島では田植えシーズンはメチャクチャ早く、なんと新年に入ってすぐに田植えをするそうなんです。
石垣島の崎枝地区では今月1月9日、島で最も早く田植えが始まり、農家の大浜永太郎さんは15センチほどに育った「ひとめぼれ」の苗を田植え機で次々と植えていきました。
引用:沖縄・石垣島 温暖な気候生かして早くも田植え始まる | NHKニュース
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20220112/k10013425791000.html
ちなみに5月に収穫は終わっているようで、温かい気候を生かして今年2回目の田植えが終わったところのようです。
田植えのシーズンだけ見ても日本ってホント広いのがよく分かりますね。
さいごに
ということで、本日は 地域によって全く違う田植えシーズンについてお話をしました。
今回のお話 いかがでしたでしょうか。
ご紹介したとおり、わたしの地元高知では4月に田植えを行い、早いところでは7月下旬に収穫します。
ということは、お盆休みに帰省した時に運よければ新米を食べることができるかもしれないですね。

新米食べたい!
米農家の親戚がいるので、今年のお盆休みは帰省前に新米いただけるようにネゴっとこうかな。

新米いただきます!