昨日 8月15日は終戦記念日。
終戦から77年経過しました。
年々減る戦争経験者、終戦記念日で感じたことがありました。
本日は、8月15日 終戦記念日に感じたことをお話します。
日本の一番長い日 8月15日
先日、半藤 一利さん・星野 之宣さん著書の「日本のいちばん長い日」という本を読みました。
8月14日 日本がポツダム宣言を受諾し、翌日の8月15日正午に日本中に流れた玉音放送。
そんな8月14日正午から8月15日正午までの1日間を、1時間刻みで詳細に綴られたこの本。
この本を読むまで、日本はすんなり幸福を受け入れ、玉音放送が日本中に流れたのかな?なんて思ってたんだけど、実際にはそんなことなく、泥々とした出来事があったようです。
事前に収録された玉音放送の録音盤を奪おうとする一部の軍関係者の反乱。
そして閣僚の自決。
天皇や閣僚、そして軍幹部達は8月15日をどのように迎えたのか?
77年前の日本を思い浮かべながら是非読んで欲しい1冊です。
終戦記念日で感じたこと
そんな8月15日の終戦記念日を昨日迎え、感じたことがありました。
それは、戦争の語り部が年々少なくなっていること。
昨日、Yahoo!ニュースを見ていて、こんなニュース記事を発見しました。
参考:語り部活動「あと5~10年」 戦後77年、記憶継承難しく | 毎日新聞
https://mainichi.jp/articles/20220814/k00/00m/040/169000c
戦後77年経過し、戦争を体験した80代・90代の方々が年々少なくなっているんだとか。
実は わたし全く同じことを昨日思ってたんですよね。

同じこと思ってました!
今 46歳のわたし。
わたしが小学生の頃、祖父や祖母から戦争の話を何度も聞いてました。
大正生まれだった祖父は、戦時中ビルマに行ってたとのことで、ビルマでの戦争についての話をよく聞きましたし、祖父のお兄さんからは辛かったシベリアでの抑留の話も聞きました。

シベリアは寒かったし、ホント辛かったよ…
また昭和初期生まれだった祖母からは、空襲や防空壕の話を聞き、実際に防空壕跡にも連れて行ってもらったこともありました。

空襲警報が鳴ったらすぐにここに逃げ込んでたわ
そう、わたしは身近な人から戦争体験を聞くことが出来た世代なんですよね。
そんな貴重な戦争経験を語ってくれた祖父も30年以上前に亡くなりましたし、祖母も昨年末に亡くなりました。
なので、わたしの子ども達は戦争体験を聞いたことが一度もありません。
そして今、新型コロナによって戦争経験を聞く機会すら無くなっているんです。

90歳を過ぎた親戚にもう3年も逢ってないし…
戦争といえば、テレビやネットでしか見たことがないんです。
わたしが祖父や祖母から聞いた戦争の怖さや悲惨さを、子ども達に伝えて欲しいと感じてるんですよね。
テクノロジーが日々進化する令和の時代。
是非、テクノロジーを駆使して、少なくなりつつある語り部の方々のお話を後世にリアルな形で残せせるようにしてもらいたいものです。
さいごに
ということで、本日は 8月15日 終戦記念日で感じたことをお話しました。
本日のお話 いかがでしたでしょうか。
昨年末に祖母が亡くなり、親戚も含めると戦争経験ある身内がほぼ居なくなったわたし。
昨日の終戦記念日に ふと今回紹介したことを思いました。
年々薄れていく戦争の歴史。
毎年 終戦記念日にだけは忘れないようにしたいものです。