誰もが願う長寿
長生きしたい!
そんな長寿で、人間の4倍以上生きる、スーパー長寿なサメがいるんです。
本日は、400年も生きるスーパー長寿サメ「ニシオンデンザメ」をご紹介します。
本日の参考本
本日ご紹介するスーパー長寿なサメ「ニシオンデンザメ」のお話。
先日読んだ 雑学総研著書の「人類なら知っておきたい 地球の雑学」から参考にさせていただきました。
身の回りの何気ない出来事で意外と知らないことや、宇宙や地球、そして科学や人体など、色々なテーマから「へぇ〜」と思う雑学を集めたこの本。
個人的にはこういった雑学本が大好きなわたし。
メッチャ楽しく読ませて頂きました。
面白かった!
一つ一つの雑学が簡潔にまとめられており、とても読みやすい1冊。
雑学好きな方は是非チェックしてみてくださいね。
人間の4倍以上の寿命オンデンザメ
医療や食べ物の進化により年々伸びるわたしたち人間の寿命。
人間の平均寿命が100歳になる「人生100年時代」が近づいていると言われています。
そんな生物の寿命、100歳まで生きることができる生物は珍しいのではないでしょうか。
100年以上生きる生物なんて ごくわずかだよね
そんな100年以上生きる生物の中で、わたしたち人間よりもはるか長く生きる生物がいるんです。
それはニシオンデンザメ
引用:地球上で最古の脊椎動物「ニシオンデンザメ」の知られざる生態 – GIGAZINE
https://gigazine.net/news/20210111-greenland-shark/
名前の通りサメの仲間であるニシオンデンザメ。
なんと平均寿命400年だそうなんです。
今から400年前といえば1622年。
日本で言えば、時は江戸幕府ができてまだ間もない頃。
徳川第2大将軍 徳川秀忠の時代。
そんな長寿な生物のニシオンデンザメ。
ここまで長く生きれるサメがいるなんで驚きですね!
ニシオンデンザメとは
寿命400年のスーパー長寿のニシオンデンザメ。
では、どんな生き物なのでしょうか?
ニシオンデンザメとは、オンデンザメ科に属するサメの1種。
参考:ニシオンデンザメ – Wikipedia
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%8B%E3%82%B7%E3%82%AA%E3%83%B3%E3%83%87%E3%83%B3%E3%82%B6%E3%83%A1
グリーンランド近辺の寒い寒い海域に住むニシオンデンザメ。
体長は最大で7.3メートルにもなる大型のサメで、しかも非常にどう猛。
サケやマスといった魚類以外にアザラシやトナカイ、ホッキョクグマなど、なんでも食べちゃうそうなんです。
そんなニシオンデンザメ、寿命以外にもう一つ大きな特徴があります。
それは動きがメチャクチャ遅いこと。
泳ぐスピードが時速1km程度だそうで「世界一のろい魚」と言われているそうなんです。
ノロノロと泳ぐニシオンデンザメの動画がYouTubeにアップされてたので、興味ある方は見てくださいね。
もしかするとニシオンデンザメの長寿の秘訣はこの動きの遅さにあるのかもしれませんね。
ニシオンデンザメの弱点
体も大きく、そしてどう猛なニシオンデンザメ。
グリーンランドという、とても寒い海域に生息していると生態系のトップに君臨しているんですが、実はニシオンデンザメにも弱点があるそうなんです。
それは繁殖
ニシオンデンザメは長寿すぎるがゆえに、繁殖に決定的な弱点があるそうなんです。
冒頭でもご紹介したとおり、ニシオンデンザメの寿命は約400歳。
あまりにも長寿なため発育も遅く、ニシオンデンザメが繁殖期を迎えるはとても遅く、一説には150年と言われています。
そう、150年も生きないと赤ちゃんが産めないんですよ。
生態系のトップといえども、150年の間には死んでしまう個体もあれば、人間に捕獲されてしまうものもあります。
発酵食品の素材として捕獲されているらしいよ
生物の繁栄を考えると、あまりにも長生きすぎるのも考えものなのかもしれませんね。
さいごに
ということで、本日は 400年も生きるスーパー長寿サメ「ニシオンデンザメ」をご紹介しました。
本日のお話 いかがでしたでしょうか。
400年も生きるスーパー長寿なサメ「ニシオンデンザメ」
世界一ののろい動きに、何でも食べる獰猛さ。
もしかすると、こういったところに長寿の秘訣があるかもしれないですし、わたし達人間の長生きのヒントになるかもしれませんね。
まだまだ生態に謎の多いニシオンデンザメ。
今後生態が解明されるのを期待するばかりです。