メジャーリーグ エンゼルスの大谷選手の活躍で一躍有名になった「二刀流」
実は、大谷選手がプロ選手になる20年以上前、日本プロ野球界に二刀流の選手がいたことご存知でしょうか?
本日は、元祖二刀流 両投げピッチャー近田豊年さんをご紹介します。
一躍有名になった二刀流
突然ですが、みなさんに質問です。
「二刀流」と聞くと誰をイメージしますか?
エンゼルスの大谷選手!
ほとんどの人がエンゼルスの大谷選手をイメージするのではないでしょうか。
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このブログを執筆している時点(9月10日)では、今シーズン ピッチャーとして10勝を挙げ、そしてバッターとしてもホームラン33本打っている大谷選手。
あの偉大なメジャーリーガーのベーブ・ルース以来、実に104年ぶりに10勝10本塁打達成と歴史に残る快挙を成し遂げた大谷選手。
すっかり世界的な選手になっちゃいましたね。
参考:大谷翔平、ベーブ・ルース寄せ付けない”もう1つの偉業” HR&奪三振で異次元ぶり | Full-Count
https://full-count.jp/2022/08/10/post1264279/
そんな二刀流の大谷選手の活躍にあやかろうとしているのか?
最近では日本野球界でも二刀流に挑戦している選手が増えているようですね。
参考:二刀流の日体大・矢沢宏太がプロ志望届を提出 – サンスポ
https://www.sanspo.com/article/20220901-UQ5J357AEVMUZOWXUPDPUFHATU/
参考:【中日】根尾昂が本拠地初登板でリアル二刀流 自己最速151キロ、岡本和真から三振 打席は三振 – プロ野球 : 日刊スポーツ
https://www.nikkansports.com/baseball/news/202206190000853.html
今後、大谷選手に次ぐ二刀流選手が続々と現れてくるかもしれませんね。
元祖二刀流は両投げピッチャー
大谷選手の大活躍によって一躍有名になった野球選手の二刀流。
実は、大谷選手は日本プロ選手になる20年以上前に、元祖二刀流といわれている選手がいたことご存知でしょうか?
しかも大谷選手のように、ピッチャーとバッターの二刀流ではなく、左右の両方で投げる「両投げ二刀流ピッチャー」がいたんです。
それは、元南海ホークスのピッチャー近田豊年選手。
参考:近田豊年 – Wikipedia
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%BF%91%E7%94%B0%E8%B1%8A%E5%B9%B4
左右両で投げ分けるの両投げ選手として南海ホークスに在籍していたんです。
両投げピッチャーの近田投手。
現役時代の貴重な映像がYouTubeにアップされていました。
特殊グローブを使い、右サイドと左オーバースローの使い分けるスイッチピッチング。
こんな選手が過去 日本のプロ野球界にいたなんで驚きですね!
そんな元祖二刀流の近田投手。
残念ながらプロとして戦績は芳しくなく、1軍での登板はわずか1試合のみで、プロ生活3年目の1991年に引退したんだとか。
プロ選手としては奮いませんでしたが、ピッチャー + バッターの二刀流よりも難易度の高い両投げ二刀流。
プロ選手になれただけでも凄いことですよね。
近田さんの新たな挑戦
1991年にプロ野球選手を引退し、現在はゴルフのレッスンプロとして活躍されている近田さん。
そんな近田さん 56歳となった今 新たな挑戦をこれからするそうです。
それは、スイッチピッチャーとして左右合計266kmのギネスに挑戦
先日、スポニチでこんな記事が出てました。
元阪神タイガースの近田豊年氏(56)がスイッチ投法で左右合計266kmギネスに挑戦することが分かった。
近田氏は「コロナ禍でなかなか野球の大会が行われず、少年少女達が通常の日常生活をおくれない中、56歳ですが頑張っている姿をお見せして勇気づけることができればと思い挑戦します!!」と意気込みをしめした。
ギネス挑戦することになった経緯については「56才という年齢でも出来るんだよっていう姿を見てほしくて左右合計266kmを出してギネスに挑戦することにしました」と説明。ここまでの歩みについては「1年半前からトレーニングを開始しましたが、なかなか球速が上がって来ずトレーニングで腰や足を痛めたりしながらなんとか1年半で挑戦できるところまで来ました」と明かした。参考:“日本人初”のスイッチピッチャーがギネス挑戦! コロナ禍で勇気づけるべく「56歳でも…頑張ります」― スポニチ Sponichi Annex 野球
https://www.sponichi.co.jp/baseball/news/2022/09/08/kiji/20220908s00001000514000c.html
ギネス記録では、スイッチピッチャーとして左右合計スピードが265kmだそうで、その記録を塗り替えるべく10月12日に挑戦するんだとか。
近田さんのInstgramには練習風景がアップされていて、動画を見る限りだとギネス記録期待できそうですね。
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56歳という年齢を考えると、最後になるのでは?と思われる今回の挑戦。
是非、266kmを達成しギネス記録を塗り替えてもらいたいものです。
過去には四刀流の球児もいた
凡人には到底真似出来ない両投げ。
両投げピッチャーだった近田さんも凄いですが、過去には両投げ両打ちという四刀流という選手もいました。
それは、高知県は土佐塾高校の寺田啓悟くん。
なんと寺田くん 高校時代に両方投手とし、そして打席では両打ちバッターとして活躍していたんです。
そんな四刀流の寺田くん。
昨年 高校を卒業し、現在は東洋大学に進学しているようですね。
参考:一般財団法人 東都大学野球連盟[大学一覧-選手情報]
http://www.tohto-bbl.com/player/playerinfo.php?UNIVID=17
東洋大学でも野球部に所属しているようで、両投げ両打選手と登録されているようです。
未だ背番号獲得までに至ってないようですが、いつか彼の両投げ両打ちの四刀流の姿を見たいものです。
参考:四刀流:両投げ両打ちの凄い高校球児 | SuperBEATCLUB
https://superbeatclub.com/archives/7378
さいごに
ということで、本日は 元祖二刀流 両投げピッチャー近田豊年さんをご紹介しました。
本日のお話 いかがでしたでしょうか。
今回ご紹介した元祖二刀流ピッチャーの近田豊年さん、ギネスへ挑戦すべく このブログを執筆している時点で、クラウドファンディングで支援を募っているようです。
参考:スイッチ投法で左右合計266kmギネス挑戦 – CAMPFIRE (キャンプファイヤー)
https://camp-fire.jp/projects/view/612273
近田さんの挑戦を応援してみようと思う方、是非 支援していただければと思います。
しかし、近田さん(高知県宿毛市出身)といい 四刀流の寺田くんといい、高知県には器用な人多いんですね。
同じ高知県出身なのに不器用なわたし…
うらやましい!