2年前にプチ家族旅行で行った小豆島
参考:【明日から夏休み】明日から小豆島経由で実家帰省します : SuperBEATCLUB
http://ad.liblo.jp/archives/51955585.html
その小豆島で起きているフェリー航路の存続の話題
Yahoo!ニュースでも取り上げられてました。
わたし、このニュースを見て「んん???」と思うことがあるんですよね。
今回は超ローカルネタになるんだけど、小豆島のフェリー航路存続の問題について、わたしの思うことを書いてみたいと思います。
現在、小豆島で起きている問題とは
岡山市に本社を構える両備グループが先日、小豆島と高松港を結ぶフェリー会社「内海フェリー」の経営権を取得することを発表しました。
参考:新型コロナ:両備グループ、高松―小豆島フェリー会社の経営権取得 :日本経済新聞
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO63751610R10C20A9LC0000/
この発表に合わせて両備グループは、今ある小豆島の草壁港と高松港を結ぶ航路を2021年3月末で運航を休止を発表。
そして、同じ小豆島にあり、草壁港から8kmほど離れた池田港と高松港を結ぶ航路を、現在の1日8往復から10往復に増便も発表しました。
この発表に住民からは不満の声も
今回のこの両備グループの発表。
休止となる草壁港と高松港を結ぶフェリーを利用されていた地元住民からは「不便になる」「休止は残念だ」と不満の声も出ているんだとか。
こういったこともあって地元自治体の小豆島町の町長は両備グループに対して継続の働きかけをしていくとのこと。
この話題の悪者はだれ?
ここまでの情報を見ると、悪者は両備グループにみえませんか?
経営権を取得し、儲からない航路はバッサリと切り捨て、儲かる航路だけに専念する。
わたしも最初はそんな印象を持ちました。
ただ、この話題 そうでも無さそうなんですよ。
真相は両備グループCEOのメッセージにかかれている
はたして、この両備グループって本当に悪者なんだろうか?
その鍵になることが両備グループCEOのメッセージに書かれているんです。
メッセージの一部を紹介するとこんな感じ。
フェリーを運航している内海(うちのみ)フェリー㈱への経営支援の打診は、もともと2016年5月8日に元オーナーのK会長から「経営不振で万が一の場合は両備で支援いただきたい」との要請があり、万が一の場合はお引き受けしますと口頭にて約束をしていました。
しかし、K氏が急逝されO氏が社長として引き継がれた際、出来るだけ自力でやってみるということで2017年以後毎年航路についての方向性の話し合いは続けていました。
2019年5月と11月には、O社長からフェリーの新造船計画について説明がありましたが、現状の内海フェリーの体力からは新造船建造は無理で、フェリー航路は池田航路に集約し、高速艇2隻新造での草壁航路の存続を勧めましたが、彼はフェリーの建造に踏み切りました。
ところが、今回のコロナ禍により2020年7月2日に急遽、正式に経営支援の依頼がありました。
O氏には内海フェリー㈱の経営状況では新造船を建造できる体質ではないと再三忠告していましたが、「赤字でも資金繰りで回せる」というニッチな可能性に賭けたことがコロナ禍で全て裏目に出る結果となりました。
両備グループの一方的なメッセージなので、経営を譲渡する内海(うちのみ)フェリー側の意見も聞きたいところですが、ここにある情報だけ見ると原因は内海(うちのみ)フェリー側あるようですね。
高松港-小豆島間の航路は複数ある
実は小豆島と高松港を結ぶ航路は、今回休止になる草壁港-高松港航路以外にもあります。
池田港や土庄港といった港からも高松港行きのフェリーが出ています。
今回、両備グループは草壁港の航路を休止し、休止しになる分 池田港の便数を増便する計画なんだとか。
草壁港と池田港の距離は約8km。
両備グループに池田港までの定期バスの運行を打診という方法で、航路の休止に伴う地元住民の不便さを解消を考えてみてはどうなのかなと思います。
さいごに
という感じで、今回 小豆島のフェリー航路存続の問題という超ローカルネタについて思うことを書いてみました。
いかがでしたでしょうか。
今回のお話、直接関与しているわけでもなく、ネット上の情報を元に思ったことを書いたので間違っている情報もあるかもしれません。
ただ、1泊2日でしたがとても良い場所だった小豆島の話題だったので、いてもたってもいられなくなりついつい思ったことを書いちゃいました。
観光名所も多く、自然も豊富で景色も綺麗な小豆島。
新型コロナによって観光客が激減し、今回の航路休止ということになりそうですが、コロナが終息した時にはまた小豆島に行ってみたいと思います。