菅首相 首相退任について思うこと

雑談

先日の菅首相の自民党の総裁選挙不出馬の報道。

この報道に驚いた方も多いのではないでしょうか?

 

わたしも驚いたのですが、同時にこれで良かったのではとも思ったんですよね。

これで良かったんじゃないの?

今回は、菅首相の首相退任について思うことをお話してみます。

 

菅首相の自民党の総裁選挙不出馬について

今回の菅首相の自民党の総裁選挙不出馬の報道。

既にニュース等で何度も報道されているので、知っている方も多いかと思いますが、改めてどういったことなのかおさらいしてみます。

 

現在の日本のリーダーである内閣総理大臣は菅義偉首相

菅さんは内閣総理大臣(首相)ですが、同時に自民党のリーダーである自民党総裁でもあるんです。

参考:衆議院議員 菅 義偉(すが よしひで) | 議員 | 自由民主党
https://www.jimin.jp/member/100464.html

自民党の総裁の任期は規則で3年間と決まっています。

前回の総裁任期がスタートしたのが2017年10月
つまり、今月末で自民党総裁の任期満了となるんです。

そして任期が満了となると、次の総裁を選ぶ「総裁選」が行われます。

 

総裁選といっても、あくまでも自民党の中のお話なので、わたし達一般国民が総裁を選ぶのではありません。

自民党の国会議員や各地の地方議員、そして自民党を応援する自民党員が次の総裁を決めるのです。

 

そんな総裁選に、菅首相も当初は「次も総裁になるぞ!」と出馬を予定していました。

が、今回の「やっぱり出ません」という不出馬の表明。

参考:菅首相、自民党総裁選に不出馬 月末に退任へ – BBCニュース
https://www.bbc.com/japanese/58430649

何故、突然 出馬を取りやめたのか?

わたし達には分かりませんが、自民党という組織の中で、裏では色々なことがあったんでしょうね。

 

そんな自民党は、全ての国会議員の過半数を占める日本最大の政党

自民党のトップ(総裁) = 内閣総理大臣(首相)

という状況なので、総裁にならないと内閣総理大臣にはなれません。

 

つまり、菅首相は自ら内閣総理大臣を辞めるということになるんです。

 

菅首相の首相退任について思うこと

ということで、今月末をもって日本のトップリーダーを退任する菅首相。

 

既に多くの方々が、1年で退任する菅さんの首相としての評価をされてますね。

コロナ対策全然ダメだった

非常に優れた首相だった

 

わたし、政治に関してあまり詳しくないので、菅首相の在任約1年間の成果について批評をすることはしません。

ただ、この1年間 菅首相を部分的に見てきて、1つだけ思ったことがあります。

それは、情報発信力が壊滅的に弱かったこと

 

渡された資料をただ読むだけで、国民に対して伝える力が極端に弱かった菅首相。

 

今年1月の2度目の緊急事態宣言の時なんて、ただ資料読んでいるだけで、到底緊急事態とは思えないような会見。

一緒に会見している尾見会長の方が伝わってくるんだけど…

 

これじゃ国民にもそっぽ向かれますし、国民がそっぽ向くということは、自民党の中からもそっぽ向く人が出るのは当然ですよね。

 

今や個人でも情報発信出来る時代

新型コロナの感染拡大に伴って、自宅で過ごすことが増えたわたし達。

続くコロナ禍で、YouTubeやSNSなどの利用頻度が増えた方も多いのではないでしょうか?

中には視聴・見るだけでなく、情報を発信する側になった人もいますよね。

 

そう、今や個人でも情報発信が出来る時代。

 

YouTubeで情報を発信をする個人の方も多くいるのですが、どの人もお喋りがメチャクチャ上手なんですよね。

そんなYouTubeを観た後に菅首相の会見を観ていると、国民に対しての圧倒的な情報発信力の無さを感じてしまいます。

ただ資料朗読しているだけならロボットが読めばいんじゃないの…

 

流暢にお喋りする一般人YouTuberを観た後で、菅首相の棒読み会見を観た時のギャップ。

日本のトップリーダーがこんなんで本当にいいの?

多分、そのまま総理大臣を続けても、情報発信力の弱さから、国民の不満は募るばかりだったのではないでしょうか。

そう考えると、ここで自ら身を引く潔さは良かったんじゃないかな。
個人的にはそう思ってます。

 

これからの求められるリーダーは

では、これからの日本のリーダーに求めるものは何でしょうか?

 

それは発信力

良い悪いは別にして、安倍前首相のような国民に対しての発信力がこれからの日本のリーダーには必須条件ではないか?と個人的には思ってます。

 

ちなみに日本と同じ先進国のトップリーダーの情報発信力はこれぐらいあるんです。

まずはドイツのメルケル首相

ドイツ語全く分かりませんが、国民への情報発信力という点では抜群ですね!

 

お次、イギリスのジョンソン首相

国民への訴え方は100点満点といっても良いのではないでしょうか。

 

そして最後はフランスのマクロン大統領

なんと日本人に向けたメッセージ

偶然発見したメッセージなんだけど、心に刺さりました!

 

メルケル首相、ジョンソン首相、そしてマクロン大統領。

どのリーダーのメッセージも心に刺さるものがありますよね。

 

次の日本のリーダーにはこういった発信力を持つ方になって欲しいと個人的には思います。

 

さいごに

ということで、今回は 菅首相の首相退任について思うことをお話してみました。

今回のお話 いかがでしたでしょうか。

 

色々と言いたい放題 言っちゃいましたが、今年で73歳になる菅首相。

73歳というと立派なおじいちゃん

 

この1年間 新型コロナ対策という激務を老体に鞭打って取り組まれてきた訳ですから、“お疲れ様”と一言言いたいと思います。

1年間の激務 お疲れさまでした!

「令和おじさん」と歴史に名を刻んだ菅首相。

首相退任後、どうされるのかは分かりませんが、少し休んで下さいね。

 

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