献血にご協力ください
街頭でこういった声をよく聞きませんか?
このブログを読んでいるみなさんの中にも、献血をしたことあるよって方いるのではないでしょうか。
ただこの献血、みんながみんな できるわけではないのです。
本日は、こういう人はNG!献血ができない人についてお話します。
献血とは
まず最初に、献血について簡単にご紹介したいと思います。
献血とは、病気の治療や手術などで輸血や血漿分画製剤を必要としている患者さんのために、健康な人が自らの血液を無償で提供するボランティアのこと。
参考:初めて献血される方へ|献血について|日本赤十字社
https://www.jrc.or.jp/donation/first/
血液は現在の医学やテクノロジーをもっても人工で造ることが出来ず、また長期保存することが出来ません。
治療や手術などで必ず必要になる血液。
そんな血液を確保するためにあちこちで献血が行われているのです。
こういう人は献血はできない
治療や手術において必要とする血液。
そんな血液を確保するため、行われている献血ですが、実は献血出来ない人がいることご存知でしょうか?
献血お断りの方もいるんです。
こういった方は献血 出来ないのでご注意下さい。
- 体調不良の人
- 歯科治療を受けた人(3日以内)
- 予防接種を受けた人(ワクチンによって期間は変わる)
- ピアスを開けた人(6ヶ月以内)
- 入れ墨をした人(6ヶ月以内)
- 外傷のある人
- 動物、また人に噛まれた人(ペットは3ヶ月、人は半年)
- 特定の病気に罹ったことのある人(心臓病・悪性腫瘍・けいれん性疾患・血液疾患・ぜんそく・脳卒中)
- 海外旅行者および海外で生活している人(4週間)
- 輸血歴・臓器移植歴のある人
- エイズ、肝炎などのウイルス保有者
- 妊娠中、授乳中の人
- クロイツフェルト・ヤコブ病の人
個人的に意外だと思ったのが、赤字で記した↑5つの人達。
歯の定期メンテナンスでも献血はNG
まず最初に驚いたのは、3日以内に歯科治療を受けた人は献血NGなこと。
日本赤十字社のホームページを見ると、歯石除去の定期メンテナンスでもNGなんだとか。
出血を伴う歯科治療(歯石除去を含む)に関しては、抜歯等などより口腔内常在菌が血中に移行し、菌血症になる可能性があるので治療後3日間は、献血をご遠慮いただいています。
引用:歯科治療を受けた場合、献血は可能ですか。-日本赤十字社-
https://www.jrc.or.jp/donation/qa/
歯のメンテナンス程度であれば、ついつい献血しちゃいそうだけど、ダメなんですね。
ピアス、入れ墨の方も6ヶ月以内はNG
そして2つ目の驚いたのが、ピアスや入れ墨を6ヶ月以内にした方もNGなこと。
ピアスや入れ墨をしたばかりの方は献血NGってのは、なんとなく理解出来るんだけど、半年間も献血NGだとはかなり長いですね。
ピアスや入れ墨をして3ヶ月も経てば、いれた事自体忘れそう…
人に噛まれた場合は6ヶ月間は献血出来ない
3つ目の驚いたのが、動物や人に噛まれた場合、献血NGなこと。
特に驚いたのは、人に噛まれた場合、6ヶ月間は献血NGなんです。
ペット等の動物に咬まれた場合は傷が治癒してから3カ月間、人に咬まれた場合は傷が治癒してから6カ月間、それぞれ経過するまでは、献血をご遠慮いただいています。
また、動物に咬まれた後に狂犬病ワクチンを接種した方は、1年間献血をご遠慮いただいております。
引用:動物または人に咬まれた方 -日本赤十字社-
https://www.jrc.or.jp/donation/about/refrain/detail_13/
ちょっと悪いことをして奥さんに噛まれたり、少々変なプレイで彼女に噛まれるって方いますよね?
(いないかな?)
そんな方は半年間は献血NGなんです。
心当たりのある、そこのあなた!
覚えておきましょうね。
クロイツフェルト・ヤコブ病の人
最後に驚いたのが、クロイツフェルト・ヤコブ病の方が献血NGなこと。
クロイツフェルト・ヤコブ病と聞いてこう思う方もいるのではないでしょうか?

クロイツフェルト・ヤコブ病ってなに?

クロイツフェルト・ヤコブ病なんてごく稀な病気でしょ?
実は、クロイツフェルト・ヤコブ病以外にも、ヒト由来のプラセンタ注射を過去に受けたことある人も献血はNGなんだとか。
美容クリニックなどで行われているプラセンタ注射。
ヒト由来のプラセンタ注射は、出産時に出る胎盤(臓器)から作られているため、輸血を受けたことと同じなんだとか。
なので、過去にヒト由来のプラセンタ注射を受けた方は献血NGなんです。
参考:クロイツフェルト・ヤコブ病(CJD)の方、またはそれと疑われる方|献血をご遠慮いただく場合|献血の流れ|献血について|日本赤十字社
https://www.jrc.or.jp/donation/about/refrain/detail_11/
このお話は、以前読んだ「美容常識の9割はウソ」という本で詳しく書かれていました。
興味ある方は、是非読んでみて下さいね!
出来る限り献血に協力しよう
という感じで、意外と制約事項の多い献血。
今の世の中、いずれかに一つに該当している方も多いのではないでしょうか?
そう考えると、該当しない人は積極的に献血をして欲しいところ。
と言いながらも、実はわたし一度も献血をしたことがないんですよね。
健康診断の採血でぶっ倒れるぐらいド貧血なわたし。
さすがに献血となってくると、生死に関わるかもしれない…
と考えると献血できないんですよね。
なので申し訳ないですが、わたしの分まで献血よろしくおねがいします。
さいごに
ということで、今回は こういう方はNG!献血できない人についてお話しました。
今回のお話 いかがでしたでしょうか。
新型コロナウイルスの感染拡大により、叫ばれる不要不急の外出の自粛や、人との接触を避ける行動により、今、血液の量が非常に少なくなっているそうです。
先ほども書いた通り、わたしは体質的に献血ができない人間なんですが、献血に協力できる方は是非協力してみてはいかがでしょうか。
あなたの血が、多くの方を助けることになりますよ!