2022年1月3日 倉敷市真備地区をぶらジョグ

ジョギング

今年の目標として、楽しいジョギングをすると決めたわたし。

楽しみながらジョギングしたい!

 

ということで、街並みを楽しみながら ぶらぶらジョギングするという新企画「ぶらジョグ」をはじめます。

新企画の記念すべき1回目は、倉敷市真備地区。

では、ぶらジョグ行ってみましょうか!

 

西日本豪雨の被災地 倉敷市真備地区

記念すべき第1回目は倉敷市真備地区。

 

“真備地区”と聞いて、こう思った方いるのではないでしょうか?

昔、ニュースで聞いたことある地名だな

 

そう、この倉敷市真備地区は今から3年半前の2018年7月、西日本豪雨で大規模な浸水被害を受けた地域なんです。

引用:【減災新聞】西日本豪雨で被害甚大 11府県に特別警報、高知1800ミリ超 | 社会, 減災 | カナロコ by 神奈川新聞
https://www.kanaloco.jp/news/social/entry-33628.html

 

屋根近くまで冠水した家々。

あれから3年半経過し、真備地区はどうなっているのか?
また、お正月の真備地区はどんな様子なのか?

災害から3年半経った今の様子を見にぶらっとジョギングに行ってきました。

 

ジョギングしながら真備地区をぶらっと散策

今回のスタート地点は一級河川の高梁川を挟んで、対岸にあるJR清音駅からスタート。

 

清音駅から2・3分走ると一級河川の高梁川にかかる橋にやってきました。

一級河川だけあって大きな川幅ですね。

 

そして橋を渡ると、見えてきたのが真備地区。

この辺一体が3年半前に屋根近くまで冠水していたんですから、相当な洪水だったんでしょうね。

 

そんなことを思いながら、真備地区をジョギングしつつブラブラと散策します。

 

しかし、この日は1月とは思えないぐらい青空が広がってました。

お陰で走ってるとじんわりと汗かいちゃいました。

1月とは思えない陽気でした

 

そして走っている途中で現れた電車の高架。

 

この高架にマーキングされているオレンジ色の線、なんだか分かりますか?

このオレンジ色の線、西日本豪雨の時に起きた洪水の最高の水位なんだとか。

 

2Fまで浸かってしまうぐらいの水位だったというのが分かりますね。

いやはや、驚きです。

 

真備地区を走って分かったこと

豪雨被害から3年半も経てば、当時の被害の跡はほとんど残ってませんが、走ってていくつか気付いたことがありました。

 

まず最初に気付いたことは、新築の家が多いこと。

 

洪水などで家が水に浸かってしまうと、柱や間柱、筋交いなどが腐りやすくなってしまいます。

特に最近の家は、高気密・高断熱の家が多いため、なかなか乾かず腐ってしまうんだとか。

 

そんなこともあるんでしょうか?
諦めて建て直しした家が多かったんでしょうね。

 

 

そして次に2つ目に気付いたこと、それは平屋が多いこと。

 

今回、真備地区を走りながらブラブラと散策している中で、体感ですが10軒に1軒ぐらいの割合で平屋の家に遭遇しました。

 

我が家周辺だと、平屋の家ってほとんど無いので、10軒に1軒の割合って高確率ですね。

 

理由は様々なんでしょうが、突然の豪雨被害。

家計的なこともあって、2階建ての家を断念し、平屋で建て直した家も多かったのでしょうね。

 

 

そして最後、3つ目に気付いたことは、空き地が目立つこと。

ブラブラと散策していると、団地の中に点在する空き地をあちらこちらで見ました。

一区画スッポリと空いているところを見る限り、以前 住宅があったのではないかと思われます。

 

昨年7月の情報ですが、真備地区は西日本豪雨前と比べて9%も人口が減っているんだとか。

参考:<豪雨3年>真備人口 被災前の9割 : ニュース : 岡山 : 地域 : 読売新聞オンライン
https://www.yomiuri.co.jp/local/okayama/news/20210706-OYTNT50009/

地元に住むのを諦め、他の地域に移り住んだ人もいるんでしょうね。

 

徐々に活気が戻りつつある真備

人口減少という少々暗い一面もある真備地区ですが、明るい話題もあります。

 

まずは、スーパーやドラッグストアなどの小売店が多数出来ていたこと。

 

比較的狭いエリアにスーパーやドラッグストア、ホームセンター、100均ショップなどの小売店が複数出来てました。

複数あるということは、それだけ街に買い物に来るお客さんが多いということですから、活気も出てきます。

 

今回、正月三が日ということもあって休業中のお店もありましたが、きっと通常日はもっと賑わっているんでしょうね。

 

 

そしてもう1つの明るい話題は、地域の核になる施設がリニューアルされていたこと。

まずは、まび記念病院。

 

3年半前に浸水によって孤立していた まび記念病院。

 

3年経ってとても綺麗な病院になってました。

 

そして真備地区の文化施設「マービーふれあいセンター」もリニューアルされてました。

色んなイベントが今年も予定されているようなので、楽しみにしている住民の方も多いのではないでしょうか。

 

まだまだ復興途中

西日本豪雨から3年半経った真備地区ですが、まだまだ復興途中ということで、河川工事などが現在でも行われています。

 

同じ倉敷市内に住みながらも、すっかり西日本豪雨のことを忘れていたわたし。

たまには真備地区に来て、3年半前のことを思い返すことも大事だなと思いました。

 

さいごに

ということで、今回は 新企画「ぶらジョグ」の第一弾として倉敷市真備地区をジョギングしながら散策してみました。

今回のお話 いかがでしたでしょうか。

 

同じ倉敷市内に住みながらも、真備地区にほとんど訪れることがなかったわたし。

今回、数年ぶりに訪れてみて、現状が色々と見えてきました。

 

全国各地で毎年の起こる自然災害。

あまりにも災害が多数起きる日本では、1年前の災害は過去のことして忘れてしまいがちです。

 

来年そして再来年、真備地区はどうなっているのか?

今後も定期的にぶらジョグしながら訪れたいと思います。

 

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