梅雨も明け本格的な夏がやってきました。
そんな夏はジョギングを愛する“ジョガー”にとっては1年の中で最も危険を感じる季節。
特に気をつけたいのが真夏のマスクラン。
今回は、要注意 真夏のマスクランについてお話ししてみたいと思います。
マスクランについて
ジョギングを愛するジョガーのみなさんに質問です。
マスクをしてジョギングしてますか?
マスクをして走るマスクラン。
新型コロナの流行をキッカケにマスクして走る「マスクラン」をしている方も多いのではないでしょうか。
新型コロナに感染らない、そして新型コロナに感染してても感染さない
公園や公道を走るジョガーのみなさん。
すれ違う方への配慮の意識が高いからでしょうか?
個人的感覚ですが、ジョギング中にすれ違う方の2人に1人の割合でマスクをしてるような気がします。
そんなマスクラン。
わたしもジョギング時にはマスクを着用して走ってます。
最初は息苦しさを感じるマスクランですが、2回・3回とマスクランしていると次第に慣れてくるんですよね。
今では特に苦しいと感じることなく、マスクランで20kmぐらいは軽く走れるようになりました。
予定通り20km走ってきました🏃♂️
マスクランもかなり慣れてきました😁#ジョギング pic.twitter.com/PP08mn2uJw— SuperBEATCLUB 毎朝4時起床 月20冊読書 300km走る ブロガー (@superbeatclub) March 7, 2021
1回のランで3Lの水分を失う 真夏のラン
梅雨明けし、わたし達ジョガーの大敵がやってきましたね。
それは夏の暑さ
気温・湿度共に高い真夏のジョギングはかなりの水分を失います。
どれぐらい水分を失うの?
具体的に失う水分量が気になりますよね。
天候や気温、湿度によっても失う水分量は変わりますが、一般的には真夏のジョギングでは10km走ると約1Lの水分を失います。
この先日、20kmほど走って2L少々の水分を失いました。
ジョギングを終えてからも汗はダラダラと流れ続けます。
トータルだと3Lぐらいは水分を失っていることになるでしょうか。
当然ながら失った水分だけ体重も落ちるわけで、真夏は体重の減少が激しくなってきます。
危険な夏場のマスクラン
そんな激しく水分を失う真夏のランですが、特に注意したいのがマスクランでの事故。
前のチャプターでもご紹介した通り、急激に体内の水分を失う真夏のジョギング。
ところが マスクをしていると、マスクの内部は呼吸で発する水分により潤っている感覚がするんです。
マスクをしているからか?水分を失ってる感覚が無いんだよ
つまり、体内水分は急激に失われてるのに、マスクによって体内が水分で潤っていると勘違いしてしまうということが起きるのです。
そこで怖いのが脱水症状
喉の渇きや、食欲不振を起こす脱水症状。
ひどくなると発熱や頭痛などを引き起こし、そして体内の水分が20%以上失われると死に至るともいわれています。
健康のために走っているのにこれでは逆効果!
マスクランで脱水症状にならない走り方
マスクランで起きる脱水症状。
そんな脱水症状を防ぐ方法を以下に3つご紹介します。
こまめに水分を摂る
まず最初1つ目の方法、それはこまめに水分を摂ること。
先ほどもご紹介した通り、夏場は多くの水分を失います。
発汗により短時間で急激に体内の水分を失うジョギング。
脱水症状を防ぐためにも、こまめに水分を摂るようにしましょう。
ポイントは喉の渇きを感じていなくても、定期的に水分を摂ること。
前のチャプターでもお伝えした通り、マスクランをしていると呼吸によって口元が潤う為、喉の渇きを感じ辛くなります。
なので、30分走ったら水分を摂るや、5km走ったら水分を補給するなど、定期的に水分をとるようにしましょう。
定期的にマスクを外す
そして2つ目の方法は、定期的にマスクを外すこと。
マスクをしていると口元が呼吸により潤ってしまうため、体内から水分が奪われていることに気づきづらくなってしまいます。
新型コロナの感染症対策も大事ですが、脱水症状で倒れてしまっては、元も子もありません。
ジョギング中に人がいない、もしくは人が少ない場合には思い切ってマスクを外してみましょう。
またマスクを外しづらい場合には、先ほどの水分補給の際に、マスクを外して少し多めに休息をとってみるのも良いかと思います。
マスクを外して5分ほど休憩していると、口の中の水分が無くなりカラカラになってることに気づくと思いますよ。
日中は走らない
そして最後3つ目の方法は、日中に走らないこと。
7月・8月の真夏には、35度を超える猛暑日もやってきます。
ただでさえ、体が解けそうなぐらい暑い真夏の日中。
そんな中、マスクランをすれば脱水症状だけでなく、熱中症にもなる危険性大
真夏のマスクランは危険過ぎるので、しないようにしましょうね。
じゃあいつ走れば良いの?
オススメは太陽が昇る前の早朝や、太陽が沈んだ後の夜の時間帯。
ちなみに朝ランは基礎代謝が上がって、日中の脂肪が多く燃焼するダイエットの効果があると言われ、夜ランはストレス発散の効果があるんだとか。
どちらかの効果を得たい場合には、朝ラン・夜ランのいずれかを選んでみてくださいね。
さいごに
ということで、今回は要注意!夏場のマスクランについてお話をしました。
今回のお話いかがでしたでしょうか。
新型コロナの感染症対策をしてのマスクランも良いですが、脱水症状で倒れてしまっては元も子もありません。
ただでさえ、水分を失いやすい真夏のジョギング。
特に暑い日中を避け、こまめに水分を取り、時にはマスクを外して走ってみる。
その3つを行うだけで かなり楽に走ることができるので、是非 みなさんも実践してみてくださいね。