突然ですが、みなさんに質問です。
みなさん、シミとホクロの違いわかりますか?
本日は、シミとホクロの違いについてご紹介します。
シミとホクロの違い
シミとホクロ
この両者の違いについて、こう答える方も多いのではないでしょうか。

小さいのがシミで、大きくて出っ張っているのがホクロでしょ?
うーん、当たっているようで、当たっていないかな。
シミとホクロの違いは以下、
- シミ:皮膚の表面近くにできるもの
- ホクロ:皮膚の奥深い部分にまでできるもの
一般的にシミは皮膚の表面近くに出来るのにたいして、ホクロは皮膚の奥深くまで根を張っているんだとか。
ホクロは手術しないと完全に取れない
美容クリニックなどのホームページで、こういった宣伝見たことありませんか。
シミやホクロの除去もOK
シミはレーザー脱毛などで、除去することは出来るのですが、ホクロは完全に除去しようと思うとレーザーでは取り除くことが出来ないんだとか。
つまり、手術が必要になるんです。
ホクロは先ほどもご紹介した通り、皮膚の奥まで根を生やしています。
レーザー照射は、皮膚の表面にしか照射できず、皮膚の奥まで照射が出来ません。
つまり、根本的にホクロを取ろうと思うと切って取るしかないんだとか。
ホクロの大きさなどで変わってきますが、完全にホクロを除去しようと思うと、メスを入れる可能性があることを覚えておいた方が良いかもしれませんね。
シミってなに?
では、シミとはどういうものか?
簡単に解説してみますね。
シミとは
皮膚内で作られるメラニンという色素が沈着したもの。
参考:シミの症状・原因|くすりと健康の情報局
https://www.daiichisankyo-hc.co.jp/health/symptom/15_shimi/
紫外線を浴びることによって、体内にできるメラニン色素。
このメラニン色素が皮膚の中で溜まったものがシミになるんです。
一般的にシミは以下の4種類に分類されます。
- 老人性色素斑:溜まったメラニンによって出来るもの
- そばかす:遺伝で出来るもの
- 肝斑:女性ホルモンの増加によって出来るもの
- 炎症後色素沈着:掻いたりして出来るもの
わたし達が一番気をつけたいのは、老人性色素斑。
気持ち良いからといって、太陽の光をたくさん浴びるのはお肌にとって大敵!
紫外線によって皮膚内にメラニンが溜まってしまうので、過剰な日焼けは禁物ですよ。
ホクロの特徴
では、ホクロについても簡単に解説しましょうか。
ホクロとは
ほくろとはメラニンと呼ばれる色素をつくる細胞(メラノサイト)が変化してできる良性のできもの。
ホクロの正式名称は色素性母斑。
多くのほくろが直径6mm以下で、見た目は黒や茶色、青灰色、褐色をしており、皮膚上で盛り上がるようなものや扁平なものなどさまざまな形状が見られます。参考:ほくろが増えるのはなぜ? 増えても問題ないの?~注意すべきほくろの特徴や受診の目安~ | メディカルノート
https://medicalnote.jp/contents/210315-002-JS
ホクロが出来る原因は、遺伝であったり、ホルモンバランスの影響などもあると言われていますが、詳細な原因は分かっていないんだとか。
ただホクロもシミ同様に、メラニン色素よって出来ます。
メラニン色素によって出来るということは、紫外線 つまり太陽の日差しは要注意ということになりますね。
シミを防ぐためには
特に女性にとって天敵のシミ
そんなシミが防ぐ唯一の方法
それは日焼け防止
先ほどもご紹介した通り、シミやホクロは皮膚の中にメラニン色素が溜まることによって出来ます。
メラニン色素が出来る一番の要因は紫外線。
つまり、日焼けがシミの一番の天敵なんです。
若いからと言ってこんがり小麦色に肌を焼くと、数十年後大きな後悔をすることになるので、極度な日焼けは避け、こまめに日焼け止めを塗るようにしましょうね。
今回参考になった本
今回ご紹介したシミとホクロの違いのお話。
こちら、先日読んだ「美容常識の9割はウソ」という本の中から参考にさせていただきました。
形成外科医をされているお医者さんでもある著者。
シミやホクロの情報以外にも、お肌に関する情報や化粧品の成分などについて分かりやすく書かれたこの本。
男のわたしが読んでも、とても面白い内容でしたので、興味ある方は是非チェックしてみてくださいね。
さいごに
ということで、今回はシミとホクロの違いについてご紹介しました。
今回のお話 いかがでしたでしょうか。
なんとなく分かるようで、意外と知らなかったシミとホクロの違い。
今回のお話でお分かりいただけたのではないでしょうか。
一度できてしまうと、なかなか除去することが難しいシミやホクロ。
美しいお肌を保つためにも、極力シミができないようにスキンケアには気をつけたいものですよね。