同じ種類なのに地域によって呼び方が違う魚

雑談

同じ種類の魚でも、地域によって呼び方が異なる魚はたくさんあります。

クロダイ

いや、これはチヌだ

 

本日は、同じ種類なのに地域によって呼び方が違う魚をご紹介します。

 

「ニロギ」は高知限定の呼び方

先日、実家の高知に帰省していたわたし。

近所のスーパーに買い物に行った際、懐かしい魚を発見しました。

ニロギ売ってるじゃん!

 

子どもの頃、よく食べたニロギ。

骨は固いけど、軽くあぶって食べると美味しいんですよね。

 

実はこのニロギという名前、高知限定の呼び方でして。

全国的にはヒイラギと呼ぶそうなんです。

地域によって様々な呼び方をするお魚。

 

これは、ニロギでだよ!

子どもの頃から慣れ親しんだ魚の名前、実は地域限定のローカル名称かもしれません。

今回は、同じ種類なのに地域によって呼び方が違うお魚を5つご紹介します。

 

同じ種類なのに呼び方が違う魚

同じ種類なのに地域によって呼び方が違う魚。

今回はわたしが生まれてから今まで育ってきた高知県、岡山県でよく聞く魚から5つご紹介します。

 

スミヒキ(墨引き)

まず1匹目は、スミヒキ

実家の前に川があり、週末にはよく両親と夜釣りをしてわたし。

そんな夜釣りでよく釣れたのがこの「スミヒキ」

 

このスミヒキ、高知の一部地域での呼び方で、一般的には「シマイサキ」と呼ぶようですね。

 

何故、スミヒキと呼ぶようになったのか?詳しいことは分かりません。

ただ、ネットで調べてみると、背中に墨で書いたような黒い縞模様があるから「スミヒキ(墨引き)」と呼ばれるようになったのかもしれませんね。

 

メヒカリ(目光)

2匹目は、メヒカリ

 

特徴的な目の魚「メヒカリ」

この「メヒカリ」、正式名称はアオメエソと言うそうなんです。

 

ただ、このメヒカリという名称は日本全国で使われているようで、アオメエソよりもメヒカリと言った方が伝わるかもしれませんね。

 

ちなみに先日、実家に帰省していた際にオカンがこんな事 言ってたんですよね。

ニロギよりもメヒカリの丸干しの方が美味しいよ

 

次回、実家に帰省した際にはメヒカリの丸干しを食べてみたいと思います。

 

オキウルメ(沖うるめ)

そして3匹目は、オキウルメ

 

「オキウルメ」も日干しにして焼いて食べるのが美味しいお魚。

そんなオキウルメは、一般的には「ニギス」と言うそうです。

 

うーん、子どもの頃からオキウルメと呼んできただけに「ニギス」と言われると若干抵抗感あるなぁ…

 

長太郎貝(ちょうたろうがい)

お次 4匹目は、長太郎貝

 

はい、今回は魚ではなく貝。

ホタテのような色鮮やかな貝、高知では「長太郎貝(ちょうたろうがい)」と呼んでます。

 

この長太郎貝、醤油を少しだけたらして網焼きにして食べるとメッチャ美味しいんですよね。

そんな「長太郎貝」ですが、一般的には「ヒオウギガイ(緋扇貝)」と呼ばれているそうです。

 

今回、ネットで長太郎貝を調べてみて分かったのですが、長太郎貝は貝毒を持っていることもあるようなので、食べる時には注意が必要だそうです。

参考:三重県|水産業総合:貝毒について知っていただきたいこと
https://www.pref.mie.lg.jp/SUISAN/HP/38846033586.htm

 

ママカリ

最後 5匹目は、ママカリ

 

最後にご紹介するのは、現在 わたしが住んでいる岡山県でとてもメジャーなお魚である「ママカリ」

「ママカリ」の語源は、隣の家からまんま(ご飯)をかり(借り)てまで食べるぐらい酢漬けが美味しいというところから来ているんだとか。

 

そんな「ママカリ」ですが、一般的には「サッパ」と呼ぶそうです。

 

そんなママカリなんですが、実はわたし 岡山県で暮らしはじめて20年以上経つのですが、一度も食べたことありません。

南国土佐で生まれ育った者としては、魚の酢漬けというのは抵抗感あり、拒否反応を示しちゃうんですよね…

土佐の男は、魚といえば刺し身でしょ!

 

これ以上ママカリの話を書くと、岡山で生活出来なくなってしまうかもしれないので、この辺で止めておきます…ry

 

今回 紹介したのはほんの一部

ということで、同じ種類なのに地域によって呼び方が違う魚(貝)を5匹紹介してみました。

 

今回のネタを書く際に、過去を思い出しながらブログを書いていたのですが、呼び方が違う魚(貝)が沢山出てきました。

 

ハツ、ヒョウダイ、グチ、チャンバラ貝、ツガニ…

 

他にも まだまだ沢山ある地域によって違う呼び方の魚。

第2弾・第3弾と続けていきたいと思いますので、乞うご期待ください!

 

さいごに​​​

ということで、今回は 同じ種類なのに地域によって呼び方が違う魚をご紹介しました。

今回のお話 いかがでしたでしょうか。

 

今回ご紹介した魚のローカル名称。

みなさんの地域にも沢山あるかと思います。

 

中にはちょっと変わった名前の魚もいるのではないでしょうか?

わたしの住む地域には面白い魚の名称あるよ

 

そんな変わった名前の魚、いましたら是非 Twitterなどで教えて下さいね。

 

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