直腸から結腸を検査する内視鏡検査。
いわゆる「大腸カメラ」を 先日 受けてきました。
今回は、わたしの大腸カメラ検査体験記をご紹介します。
大腸内視鏡検査とは
まず最初に大腸カメラについて簡単にご紹介しますね。
このブログを読んでいる人の中で、大腸カメラの検査を受けたことある人いますか?
胃カメラはあるけど、大腸カメラはないな
大腸カメラ(大腸内視鏡検査)とは、径1cmぐらいのカメラが付いた管を肛門から入れて、大腸の一番奥まで挿入し、引き抜きながら大腸の中にポリープやガン、炎症などの病気がないかを直接見ながら観察する検査。
参考:大腸内視鏡検査について | 富士フイルム西麻布内視鏡クリニック
https://www.fujifilm-endoscopic-clinic.com/endoscope/endoscope_daicyou
簡単に言ってしまえば、胃カメラの大腸バージョンってことですね。
カメラを使って直接観察するわけですから、検査の精度としてはとても高い大腸カメラ。
しかも、ただ観察するだけでなく、小さなポリープであれば切除することも出来るようで、検査時に小さなポリープを発見した場合には、その場で切除するんだとか。
径が1cm程度と小さなカメラなのに、切除の機能も付いているって凄い技術ですね。
大腸カメラを受けることになった訳
そんな大腸カメラを今回、何故わたしが受けることになったのか?
それは、先月受けた健康診断で要精密検査を診断を受けたから。
健康には人一倍、いや2倍3倍以上気をつけていたわたし。
なんですが、精密検査を受けないといけなくなったんです。
健康にはメッチャ気を使ってるのになんで!
そして病院に行き、先生に言われたのは大腸カメラの検査。
貧血と便秘、そして体重も減少しているようなので、念の為 大腸カメラしておきましょうか
このお話については、先日 ブログで詳しく取り上げてますので、興味ある方は是非そちらをチェックしてみて下さい。
参考:速報:健康診断で引っかかり病院に行ってきました | SuperBEATCLUB
https://superbeatclub.com/archives/11145
大腸カメラ検査体験記
そんなこんなで 受けることになった大腸カメラの検査。
大腸カメラの検査を受けるまでが結構大変だったんですよね。
大腸カメラの検査はかなり大変!
ってことで、今回の大腸カメラ検査を検査前日から検査当日までを体験記にしてみました。
検査前日:1日かけて行う食事制限
大腸カメラは、検査を受ける前日からはじまります。
というのも、大腸カメラの検査を受けるためには、腸の中を綺麗にしないといけないため、前日から食事の制限があるんです。
ちなみに検査前日の食事はこちら。
いわるゆ検査食といわれるものですね。
お昼ごはんはジャガイモのそぼろあんかけとお粥。
晩ごはんはビーフシチューとクラッカー
お昼ごはん晩ごはん共に、食べごたえもないし味も全然美味しく無いし…
明日、精密検査を受けるため、今日は検査食。
— SuperBEATCLUB 毎朝4時起床 月20冊読書 300km走る ブロガー (@superbeatclub) July 21, 2022
ってことで本日のお昼ごはんはコチラ。
お昼ご飯食べた感覚が全くないよ😭 pic.twitter.com/Sk1llR7ruj
検査食なので仕方ないんですけどね…
検査当日(午前):下剤との戦い
そして、大腸カメラの検査当日。
検査自体は15時からなんだけど、朝8時に病院に到着。
何故、こんな早い時間に病院に来て何をするかと言うと・・・
はい、これから半日かけて下剤との戦いがはじまります。
病室に通され、看護師さんから説明を受けます。
では、これから下剤を飲んでいきますよ
先ほども書いた通り、大腸カメラの検査を受けるためには腸の中を綺麗にしないといけない。
つまり、腸の中にう○こが残っていない状態にしないといけないんです。
ってことで、この2リットルの下剤を少しずつ飲んでいきます。
薄っすらと甘みのあるスポーツドリンクのようなこの下剤。
気持ち悪いな…
我慢してチビチビ飲み続けること30分ほど経過で、お腹が緩くなってきます。
トイレに行きたい!!
トイレで用を足して、スッキリ
ふぅ〜 また飲むか
そして 下剤の飲み、10分後にまたトイレに行きたくなる。
またトレイに行きたい!
この作業を7・8回繰り返したでしょうか?
最後はトイレに行っても水のようなものしか出なくなるんですよね。
はぁぁ…もう勘弁して!!
そこに看護師さんがやってきて、わたしの便をチェック
うーん、もうちょっと頑張ってね
orz
結局、トイレに行くこと10回ほどでようやくOK。
はぁ…辛い…
下剤を飲んで、トイレに行き、そして下剤を飲んでトイレに行く
この繰り返し作業が今回の検査で一番辛く、そして大変でした。
検査当日(午後):検査までの不安との戦い
午前中は、下剤とトイレとの死闘を繰り広げたわたし。
ようやく終わった…
お昼頃にようやく下剤との戦いが終わり、次は点滴。
健康なのに、病室のベッドで横になり、そして点滴まで打つってなんだか不思議な感覚でした。
俺、どこも痛いところないんだけど!
この時点で検査までまだ3時間近く時間がありました。
検査まで時間あるので、ゆっくりして下さいね
看護師さんに「ゆっくりして下さい」と言われたものの、病院で待つのですがこの3時間がメッチャ不安になってくるんですよね。
もしかして注射打つの?
お尻からカメラ入れるのこわい!
もし、ガンが発見されたらどうしよう?
そんなことを色々と考えながら、検査までの3時間。
とても不安な時間を過ごしました。
いざ検査
検査までの不安な時間を過ごすこと約3時間。
15時過ぎに、ようやくわたしの検査の番がやってきました。
それでは検査にいきましょうか
パンツを脱ぎ、お尻部分が空いた変な検査着に着替え、検査台に乗り、鎮静薬・鎮痛薬を投与され不安が高まります。
はぁ…不安になってきた…
予期せぬ結果が出るのでは?という不安も重なり、心配でたまらないわたし。
それじゃ検査はじめますね
お尻から異物を突っ込む 気持ち悪さ
うぅぅ…お尻が…
最初はメッチャ気持ち悪かったんだけど、検査自体は意外と楽でした
あれ?もう終わったの??
鎮静薬・鎮痛薬が効果あったのかもしれませんが、胃カメラよりも楽に検査を受けることが出来ました。
予想以上に検査は楽だった!
結果は・・・
丸2日間に及んだ大腸カメラ検査。
検査結果はというと…
全く問題無し
異常も無かったですし、ポリープもありませんでしたよ
ただし、大腸に異常が無いということは、別のところに異常があるのでは?なんて先生に言われちゃいまして…
別の検査をすることになりました
念の為に小腸とか血液検査しておいた方が良いですね
うーん、今回の結果、喜ぶべきなのか?不安になるべきなのか?
なんか微妙な感じです…
さいごに
ということで、今回は わたしの大腸カメラ検査体験記をご紹介しました。
今回のお話 いかがでしたでしょうか。
大腸カメラ検査を受けた個人的な感想としては、検査よりも検査の前段階がとても大変でした。
特に下剤との戦いは辛かった!
以前読んだ堀江貴文さんの著書「健康の結論」の中でホリエモン こんなこと書いてました。
「大腸がん」は予防や早期発見が比較的簡単なガンである。
毎年定期的に検査・検診を受けて早期発見できれば90%以上が助かるガンともいわれている。
40歳をすぎたら最低でも2年に1度、できれば毎年、便潜血検査を受けて、陽性なら必ず大腸内視鏡検査で調べておけば、手遅れになるようなことはまずないと言ってもいい。
大腸ガンは定期的に大腸カメラ検査を受ければ防げるガンだそうです。
少々検査費用がかかり、そして少々検査が大変な大腸カメラですが、2年に1回ぐらいの頻度で大腸カメラ検査を受けるのも良いのかもしれませんね。