この春、高校を卒業される高校球児だった皆さん、ご卒業おめでとうございます。
皆様に心よりお祝いを申し上げます。思えばこの令和2年度、皆さんにとってとてもつらい一年だったのではないでしょうか。
新型コロナによって春のセンバツ、そして夏のセンバツの中止と、目標にしていたものが無くなってしまい、残念の一言では言いようがない辛さを経験されたのではないでしょうか。
ただ皆さんには忘れてほしくないことがあります。
それは世の中に出ていろんなつらいこと・苦しいことがあった時、耐えていける精神力を皆さんは高校野球を通じてこの1年間で身に付けることが出来たということです。つらい時や苦しい時ほど人間は試されます。
野球部で日夜頑張ってきた練習はきっと将来の目的に繋がります。10年後、20年後に、
「あの時 自分達は予選が無かった、試す場所が無かった」
ということがきっと何かに役に立つ時があります。高校生活は終わりますが終着駅ではありません。
これからが皆さんの出発点です。皆さんの前途が洋々としたものであることを願って式おります。
どうしたの?突然
そう思われた方もいるのではないでしょうか。
先日、子どもの塾のお迎えに行った際に、この春 卒業する元高校球児の学生さんが塾に挨拶に来られて、塾長と会話しているところを出くわしたんです。
「甲子園」という目標が無くなり、辛い一年だったと思うけど、10年後・20年後にはきっとこのことが役に立つことがあるから
生徒と塾長が涙ながらに会話しているのを横で聞いてて、全然関係無いのに涙してしまったわたし。
春も夏も甲子園が中止になって、今年の3年生は目標が無くなり、辛い一年間だったと思います。
塾長が生徒にかけていたこの一言、実は同じようなフレーズを1年前にも目にしていたんです。
参考:明徳義塾・馬淵監督のメッセージを読んで思わず涙しちゃいました | SuperBEATCLUB
https://superbeatclub.com/archives/1057
今回、子どもの塾で出会った塾長が生徒に贈る言葉や、明徳義塾高校の馬渕監督が1年前に部員に贈った言葉。
なんとなく、わたしも球児達に一言贈りたくて「贈る言葉」を書いてみました。
馬渕監督、塾長の言葉の丸パクリだけどいいよね(汗)
ご卒業おめでとうございます。