先日、土用の丑の日がありましたね。
みなさんウナギは食べましたか?
ウナギ食べれなかったよ!
すっかり忘れてた!
そんな方に朗報!
実は土用の丑の日は、1年に1度ではないんです。
本日は、実は土用の丑の日は複数回あったというお話をしてみたいと思います。
なぜかこの時期に高騰するウナギの値段
先月(7月)28日が土用の丑の日でしたが、みなさん土用の丑の日にウナギを食べましたか?
1匹2,000円や3,000円を超える物もある超高級食材のウナギ。
そんな高級食材 なかなか食べれないっていう方も多かったんじゃないでしょうか。
我が家もあまりの高さに買うことができず、フェイクウナギで我慢しました。
スーパーに立ち寄ったらウナギが沢山売ってたんだけど手の届く価格じゃなかった…
せめて雰囲気だけでも味わおうとコレ買ってきました😅 pic.twitter.com/EMUK4XeIIj— SuperBEATCLUB 毎朝4時起床 月20冊読書 300km走る ブロガー (@superbeatclub) July 28, 2021
そんな超高級食材のウナギ。
近所にあるスーパーでは普段、お魚コーナーの隅っこでよく半額になっているんですよ。
それが何故か、土用の丑の日が近づいてくると、急に価格が跳ね上がるんですよね。
それだけ土用の丑の日にウナギを食べなくちゃと思ってる方が多いんでしょうかね?
うーん、不思議だ…
土用の丑の日は1年に1回ではない
そんな土用の丑の日なんですが、実は土用の丑の日は1年に1回ではないこと、みなさんご存知でしょうか?
実は、土用の丑の日は1年に複数回。
最低でも4回はあるんです。
そもそも土用の丑の日とは何?
土用の丑の日はどうやって決まるの?
次のチャプターで解説します。
土用の丑の日はこうやって決まる
では、土用の丑の日について解説しましょうか。
まずは土用の丑の日の「土用」について解説しますね。
土用とは中国の五行に由来する暦の雑節で、立夏・立秋・立冬・立春の直前約18日間の期間のこと。
つまり、土用は春・夏・秋・冬の毎季節に1度あるんです。
例えば、今年(2021年)だとの立秋は8月7日。
なので、8月7日から18日前の期間が土用になるんですね。
そしてお次が「丑の日」
丑の日とは子・丑・寅・卯・辰・巳…ではじまる十二支の「丑」にあたる日。
十二支なので、12日に1度やって来る丑の日
つまり、「土用」と「丑の日」の両方に重なる日が土用の丑の日なんです。
2021年は土用の丑の日は6日間ある
「土用」と「丑の日」
この2つが重なるのが土用の丑の日なので、土用の丑の日は1年で複数回あります。
ちなみに今年(2021年)の土用の丑の日は以下、
- 1月17日
- 1月29日
- 4月23日
- 7月28日
- 10月20日
- 11月1日
7月28日の土用の丑の日にウナギを食べれなかった方、朗報です。
10月、11月にも土用の丑の日はやってきますよ!
なぜ 夏 = 土用の丑の日なのか?
1年に複数回ある土用の丑のですが、なぜ 夏の土用の丑の日にだけウナギを食べるのでしょうか?
冬の土用の丑の日にウナギを食べないのはなんで?
夏の土用の丑の日にウナギを食べるようになった習慣。
諸説あるようですが、あの「エレキテル」を発明した平賀源内が広めたキャンペーンという説が一番有力なようです。
江戸時代中期の蘭学者 平賀源内
参考:平賀源内 – Wikipedia
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%B9%B3%E8%B3%80%E6%BA%90%E5%86%85
この平賀源内が夏場に売上が落ちて困っていた知人のウナギ屋に一役買おうと、土用の丑の日にはじめたキャンペーンがヒットしたんだとか。
平賀源内が生きていたのは1700年代。
この平賀源内説が本当だとすると、300年近くわたし達は源内のキャンペーンにまんまと引っかかっていることになりますね。
平賀源内恐るべし!
ちなみにこの辺のお話は、先週 ブログでもご紹介したので、興味ある方は是非チェックしてみてください。
参考:調べてビックリ!ウナギの価格とその要因 | SuperBEATCLUB
https://superbeatclub.com/archives/7244
さいごに
ということで、今回は 実は土用の丑の日は複数回あったというお話をしてみました。
今回のお話いかがでしたでしょうか。
7月28日の土用の丑の日に、ウナギを食べることができなかった含めたみなさん。
次の土用の丑の日は10月20日。
そしてその次の土用の丑の日は11月1日にやってきます。
天然ウナギは10月から12月が一番脂が乗って美味しいらしいんです!
これから少しずつお金を貯めて、来たる10月・11月の土用の丑の日には、脂が乗った美味しいウナギを頂きましょうね!